佐藤大樹「もっとキュンとする角度あるでしょ!?」とこだわったキスシーンの裏側
「昔は恋愛に関してすごく引っ込み思案で、高校もダンスしかしてこなくて。なので、映画のようなキラキラした恋愛とは、まったく無縁だったんです」
公開中の映画『4月の君、スピカ。』で、主人公・宇田川泰陽を演じる佐藤大樹(24)。『EXILE』『FANTASTICS from EXILE TRIBE』のパフォーマーとして活躍しながら、役者としても映画『ママレード・ボーイ』や『センセイ君主』出演など、二足のわらじで引っ張りだこだ。
「長ゼリフのときは、自分と相手のセリフを全部、自分の声で録音して、聴きながら“音”でセリフを覚えていくんです。パフォーマーという職業柄、新曲の歌詞も音に合わせて覚えているので、そのやり方が自分には合っている気がします」
実は、恋愛映画は今作が初主演。特に緊張したシーンはやっぱり……♪
「僕にとって初めてのキスシーンがあることを聞いていたので、いろんなDVDを買って、キスの入射角を研究しました(笑)。
僕自身、邦画が大好きでよく見るんですが、キスシーンで微妙に唇がズレたりしていると“もっとキュンとする角度あるでしょ!?”って思ってしまうので。でも実際にやってみると、めちゃくちゃ緊張しました……(照)」
「もともと緊張しないんです」と話す佐藤が、もっとも緊張し、興奮する瞬間はやっぱり……?
「何度やっても緊張して毎回、鳥肌が立つのは、ライブのオープニングなんです。1曲目が始まるときに僕たちが出てきた瞬間、5万人もの人が“イヤアー!”って叫ぶ振動と熱気、すべてがぶつかってくるんです。何回やっても慣れないし、何回やっても興奮します!」
「みんなで見てほしい」けど……?
「以前、僕が出た映画の試写会を、メンバー全員で横一列に並んで見たことがあって。そのときは、僕はみんなの反応が気になって、メンバーは映画に出ている僕が隣にいることで、お互いにずっとソワソワしてしまって。今作は甘〜いセリフを言うシーンもあるので……照れくさいです(笑)」
<プロフィール>
さとう・たいき◎1995年1月25日生まれ。2014年オーディションに合格し『EXILE』に加入。昨年12月に『FANTASTICS from EXILE TRIBE』としてメジャーデビュー。