16日放送、日本テレビ「news zero」では、北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎にインタビュー。ドラフト1位指名の後輩・吉田輝星に言及した。

1年前の自身と同じようにファンから熱狂的な声援を送られている吉田。プロで1年間を経験した清宮は「楽しみです」とコメント。「分からないことは何でも聞いてもらえれば」と、先輩として後輩の吉田を歓迎している。

ただ、吉田が投げる際に打席に立ってみたいか問われると、清宮は「いや、打てなかったら嫌なんで」と笑顔で拒んだ。

プロ1年目は打率.200、7本塁打、18打点という数字だった清宮。本人は「成績だけをみたらちょっと不甲斐ない」「(もっと)やれたというよりやりたかった」と反省した。

1年目で最も悔しかったのは、9月の福岡ソフトバンクホークス戦で、セーブ王となった森唯斗を相手に、9回の一打同点のチャンスで3球空振りの三振を喫した場面という。清宮は「全然当たらなくて。本当に悔しい。こんなに打てないものなんだな」と振り返る。

だが、清宮はその翌日、同じ森との対戦で、脇を締めた打ち方に変えて見事にホームランを放った。わずか1日で対応してみせたのだ。この対応力を武器に、清宮は8月と9月に3本ずつと、シーズン終盤に本塁打を重ねていった。

さらなる飛躍が期待される2019年、清宮は「主役」になることが目標とコメント。「プロ野球界の中心にいたい」「1年を振り返った時に、清宮が一番印象的だったと言ってもらえるような活躍がしたい」と意気込んだ。