名古屋の老舗カフェ「カフェタナカ」で味わう贅沢な時間 / 愛知県稲沢市「カフェタナカ稲沢文化の杜店」
1963年に自家焙煎珈琲専門店として名古屋市北区に創業したカフェタナカ(CAFÉ TANAKA)。
名古屋の喫茶店らしい伝統的なカフェメニューや、女性シェフパティシエ田中千尋氏のスイーツをゆったりとした空間で楽しめると人気の喫茶店です。
そのカフェタナカの新店舗「カフェタナカ稲沢文化の杜店」が、2018年9月22日に愛知県稲沢市にグランドオープンしました。TSUTYA稲沢店と名古屋トヨペット稲沢店と同じ建物内です。
カフェタナカは、TSUTAYA稲沢店の雑誌コーナーと仕切りなしにつながっており、手前にショップとテイクアウトのコーナーが、奥にカフェサロンがあります。
カフェサロンは稲沢市を東西に貫く南大通りに面しており、昼間は明るい日差しが差し込む空間。
イスはひじ掛け付きの一人掛けソファタイプで、ゆったりと座ることができます。作り付けの書棚には洋書が並び、レンガ造りの壁や、クラシカルなランプシェードとあいまって、とてもおしゃれで落ち着いた雰囲気です。
10:00〜11:30までは、トーストとドリンクがセットになったお得なブランチセットを楽しめます。
トーストに使用している食パンは、カフェタナカのパティシエが作った生食パン。「ゆめちから」をブレンドした北海道産小麦を100%使用し、フランス産はちみつ、カルピスバターなどの吟味された素材を用いて焼き上げられたリッチな食パンだそうです。
今回はランチタイムに訪問したので、数量限定のブレッドボウルチャウダー(1,000円/税抜)をいただきました。
外側がサクサクの自家製ブール(丸型フランスパン)の中に、魚介のうまみがつまったクラムチャウダーがたっぷり入っています。暖かくてボリュームがあり、寒い季節にはぴったりです。
ブールの下半分はクラムチャウダーが染み込んで、とろけるような食感がたまりません。
そのほかのランチメニューとして、生食パンを使用したミルフィーユサンドイッチもありました。
ティータイムにはリコッタチーズを使用したふわふわのパンケーキも人気だとか。
食後にはカフェタナカ自慢の、香ばしい香りの漂う自家焙煎珈琲をいただきました。
ショップカウンターの中にはきびきびと働くスタッフさんたちの姿が。
こちらは生食パンや、サンドウィッチ、焼き菓子、タルトなどのテイクアウトショップです。
各地の農家さんから直接とりよせたりんごを使用したアップルパイは、人気ナンバー1の商品。
色とりどりのフルーツタルトもとても美味しそうです。テイクアウトはもちろん、カフェサロンで淹れたてのコーヒーとともにいただくこともできます。
そのほか、日持ちのする焼き菓子やコーヒー豆もあり、贈答用にも重宝しそうです。
カフェタナカ稲沢文化の杜店では、同じフロアにあるTUTAYA稲沢店の書籍(購入前のもの)を一人2冊まで持ち込んで、自由に読むことができるので、ブックカフェとして利用するのもおすすめ。
土日にはピアノ演奏も行うという、カフェタナカ稲沢文化の杜店。近くには緑豊かな稲沢公園や、稲沢市出身でパリを中心に活躍した画家・荻須高徳の絵画を展示した荻須記念美術館もあるので、ゆったりとした休日を過ごしに出掛けてみてはいかがでしょうか。
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店名 カフェタナカ稲沢文化の杜店 (CAFÉ TANAKA)
住所 愛知県稲沢市稲沢町前田255 名古屋トヨペット稲沢店 1F
営業時間 ショップ・テイクアウト 10:00〜20:00
カフェサロン 10:00〜19:00(L.O. 18:30)
※季節により変動する場合あり
公式サイト http://www.cafe-tanaka.co.jp/