住んでいる地域や育った家庭によって、食べ方の習慣は変わるもの。でも中には「こんなのアリ?」とびっくりしてしまう食習慣がある。

ガールズちゃんねるに11月8日、「他の家の食習慣でびっくりした事!」というスレッドが立った。スレ主は友人宅で出されたすき焼きにトマトが入っていたことに驚き、

「他の家の食習慣でびっくりした事がありますか?」

と質問した。

「ティーバッグひとつで3杯くらいの紅茶を入れてた」


ちなみにトマトにすき焼きというと若干変な感じがするものの、ネット上にはトマトすき焼きのレシピが多数存在する。一部では割と一般的な食べ方のようだ。

スレッドの書き込みの中には、

「カレーに刺身」
「味噌汁にそうめん」
「イチゴに醤油」

といった変わった食べ方が挙げられていた。刺し身をカレーと一緒に食べたら、刺し身の微妙な風味がわからなくなりそうではある。イチゴに醤油をかけたら、甘い香りが損なわれてしまいそうだ。どんな味がするのだろうか。

ほかには、

「中学くらいの時に友達の家に行ったときにお茶を出してくれて、ティーバッグひとつで3杯くらいの紅茶をいれてたこと 。ひとつにつき一杯だと思ってたので驚いた」
「ポテサラ食べれる?って出されたポテサラが皮剥いて蒸したまんまじゃが芋だった。みんなマヨネーズぶっかけて丸かじりしてたの衝撃」

といった体験談も寄せられた。

「シチューオンライスしない。 うちは元々オンライスだった」という書き込みも。ハウス食品が2016年に実施したアンケート調査では、「シチューをごはんにかける派」が42%もいたが、これも家庭によって分かれる食べ方のようだ。

九州では肉まんは酢醤油で食べるのが普通

食材の組み合わせ以外には、食事作法の違いにびっくりする人がコメントを書いている。

「カレーが出てきたんだけど、カレースプーンを水の入ったコップに入れて出された」
「『いただきます』も言わないで 座った人から食べ始める 」
「一人ひとり(おかずが)小皿に取り分けて出してあった。 うちは、大皿ドーンで早い者勝ちで取り分け皿もなかったから羨ましかった」

いただきますを言わないことには、スレッドでも「行儀が悪い」「育ちが悪そう」など批判的な声が出ていた。

食習慣は地域や年代によって変わるもの。筆者(編集部S)も周りの人に聞いてみた。福岡県出身の妻(30代)からは、「上京してまもないころ、コンビニで肉まんを買ったときに酢醤油がついてこないことに驚いた」と語っていた。九州では肉まんに酢醤油というのが定番だが、関東ではしない食べ方だろう。

60代の女性は、「夫の実家では、大晦日の夕飯は通常通り食べて、深夜に年越しそばをすすっていたことにびっくりした。私の実家では大晦日の夕飯がそばだったので」と話していた。

ほかには、「義父がカレーにしょうゆをかけて食べていた」(20代女性)、「麦茶に砂糖を入れて飲んでいる友人がいた」(30代女性)などのびっくり体験が挙がった。