JR根室本線・初田牛駅のホーム(Mister0124さん撮影、Wikimedia Commonsより)

2018年10月29日、JR北海道が根室本線の初田牛(はったうし)駅を廃止する方針だと、北海道新聞が報じ、衝撃が広がっている。初田牛駅は無人駅で、2013〜17年の1日の平均乗降者数は0.2人だった。時期は来年3月の予定。

「お疲れ様でした」


JR根室本線・初田牛駅の駅舎(Mister0124さん撮影、Wikimedia Commonsより)

ツイッターにはこんな声が寄せられている。

「初田牛駅行った事あったな」「鉄道は慈善事業ではないです」「鉄道マニア・駅マニアしか訪れない駅じゃない?」「お疲れ様でした」など、まさにさまざまな感想だ。

「残念ではありますが、周辺の過疎っぷりを見ると止むを得ないかと思います」「こういう無人駅って維持費がどれくらかかるんだろうか?」といった、廃止に肯定的な意見は多かった。「平均利用者が0.2人/日で『市民の暮らしに欠かせない公共交通機関として役割を果たしており』という抗弁はかなりの無理筋だと思うが...」といったコメントもあった。

一方、「霧が立ち込め幻想的な空間を独り占めできるいい駅でした」「また一つ北海道の駅がなくなってしまう」などと、廃止を惜しむ鉄道ファンの声が多かったことも事実だ。