[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2018年10月17日放送の「あれから」のコーナーで、石川県が2006年から始めた「プレミアムパスポート事業」についての取り組みについて紹介していました。

少子高齢化が進む中で、少しでも歯止めをかけようと石川県が全国に先駆けて始めた子育て支援策です。

8番らーめん(inazakiraさん撮影、Flickrより)

12年前にスタートした子育て支援

石川県では、進む少子化に歯止めをかけようと、2006年「プレミアムパスポート事業」という子育て支援を開始しました。

子育て世帯への経済負担の軽減のために18歳未満の子供が3人以上の家庭に対し「プレミアムパスポート」を配布し、加盟店にて特典を受けられるという政策です。

当初は、企業への子育て世代への理解を促す目的もあり、300店舗を目標にしていましたが、1091店舗でスタートし、協賛企業も右肩上がりです。

パスポートの特典は、企業側が負担します。8番らーめん(横川店)などでは、5パーセントの割引きが受けられます。

その他、子どもの入浴料が無料になる温泉、借入時の金利がマイナス0.2パーセントとなる銀行もあります。

2017年の10月からプレミアムパスポートの対象を18歳未満の子どもが3人から2人の家庭に広げて、ますますサービスの充実をはかっています。

出生率もわずかではありますが、増加しており今後も少子高齢化に歯止めをかけられることを期待しています。(ライター:りえ160)