[OH!バンデス - ミヤギテレビ] 2018年10月18日放送の「解決!リョウ様」のコーナーで、宮城県の民謡について紹介していました。

宮城県民にとって「斎太郎節(さいたらぶし)」と「大漁唄い込み」は馴染み深い民謡ですね。これらを、同じ曲と思っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

番組では「斎太郎節」と「大漁唄い込み」の違いについて紹介していました。


宮城県民に意外と知られていないかも(画像はイメージ)

諸説あるが違いはココに

諸説あるといわれていますが、斎太郎節と大漁唄い込みの起源は、石巻市鋳銭場で唄われていた「銭吹き唄」とされています。港を行きかう漁師たちに広まり、それが「斎太郎節」として唄われるようになったと推測されているそうです。

実は「斎太郎節」の後に「遠島甚句(としまじんく)」が付け加えられたのが「大漁唄い込み」だそうです。なので、曲としては同じようです。

大漁唄い込みが全国に知られるようになったのは、1953(昭和28)年に宮城出身の民謡歌手、我妻桃也(わがつま とうや)さんが、「NHKのど自慢」で歌い、優勝したことがきっかけになりました。

知っているようで知らなかった民謡の違い。宮城の歴史を知る良いきっかけになりました。(ライター:rin.)