2018年10月24日、みかん生産量日本一の和歌山県有田地域の「有田みかん」を盛り上げようと、「有田むき選手権 Instagramキャンペーン」が始まった。要するに、みかんをどれだけ早くむけるかを競う大会である。


「有田むき選手権 Instagramキャンペーン」実施中(以下画像はプレスリリースより)

キャンペーンでは「有田むき」と呼ばれる有田地域特有の剥き方で剥いたみかんを 4 口で口に入れるまでの動画をインスタに投稿し、剥き始めてから口に入れるまでの早さを競う。インスタグラムにて公式アカウント「@kouhouarida」をフォローし、動画を撮影。ハッシュタグ「#有田むき選手権」をつけて投稿することでエントリー完了だ。応募期間は11月14日まで。

早食いタイム上位10人は、東京で行われる「有田むき選手権ファイナルステージ」への参加が可能となり、直接対決の末「有田むきナンバー1」を決める。優勝者には有田みかん100キログラムがプレゼントされる。

ちなみに、「有田むき」の方法は以下の通りだ。


有田むきの方法

(1) まず果頂部を左右の親指で2つに引き割る
(2) (1)の半分をさらに割る
(3) (2)の要領で4分の1に割る
(4) そのまま口に運ぶ

編集部員もチャレンジ...結果は?

Jタウンネット編集部も24日のキャンペーン開始当日、早速この大会にチャレンジした。近所のスーパーでみかんを購入し、動画を撮影してみた(記録は参考まで)。

まずは筆者が挑戦。群馬県出身で幼い頃よりコタツにはみかん。みかんを食べることにかけてそれなりに自負もあったが――。

結果は29秒。まったく奮わず反省だ。

次に編集部随一のグルメ記者Oが挑戦。埼玉県出身。

結果は25秒。やるな。

次いで新編集長となったばかりのKが勇んで参戦。神奈川県出身で、実家はみかん畑をもつ「みかんエリート」だ。

ダイナミックな食べっぷりで23秒。さすが編集長。

すると、通りがかったJ-CASTニュース編集部のA記者が登場し、参戦することに。静岡県出身のA記者はみかん食べに関して誰よりも自信がありそうだ。

結果はなんと12秒。神ですか。

編集部は同日今回のキャンペーンを企画したJA ありだ共選協議会の担当者に話を聞いた。担当者によれば、ぱっと見て面白い企画を作ろうとしていたところ、「みかんの早むき選手権」という一見すると違和感を覚える企画を思いついたそうだ。

インスタグラムを利用したキャンペーンということもあり、若い人にもぜひ参戦してもらい、有田みかんを食べてもらいたいとのこと。

Jタウン編集部での早むきタイムは、おおむね10〜30秒の間で推移していたが、過去には3〜4秒ほどで早むきする人もいたそうで、あまりの早さに驚愕だ。編集部一同、まだまだ精進が必要そうである(がっくり)。