2018年10月24日、神戸や加古川市など兵庫県内で洋菓子店「モンブランKOBE」を展開する洋菓子製造販売会社「モンブラン」が事業を停止し、自己破産申し立ての準備に入っていると、地元紙の神戸新聞など各メディアで報じられ、関西のスイーツ好きに衝撃が広がっている。

「唐突過ぎてびっくりした」「クリスマスケーキはどないしたらええのー」


モンブランKOBE 公式ホームページより（10月24日現在、まだ閉鎖されていなかった）

ツイッターに届いている、地元の人々の反応を中心に見てみよう。

「唐突過ぎてびっくりした」「誕生日ケーキとクリスマスケーキはどないしたらええのー」などといった報告や感想もあった。

「本店リニューアルのとき、イチローから来た花を飾ってたのを思い出した」などと、過去の記憶をたどる人も......。


モンブランKOBE 公式ホームページより（10月24日現在、まだ閉鎖されていなかった）

「ビックリはしたけど高杉の時ほどの衝撃はないな(笑)」というコメントもあった。昨年閉店した「御影高杉」を想い起こす人もいたようだ。「御影高杉」は阪急御影駅近くに本店を構えていた人気の洋菓子店だった（参照：神戸「御影高杉」閉店へ 「ショートケーキが...」「ミルフィーユが...」）。

神戸で人気の洋菓子店が次々と閉店していくのを、複雑な想いで見つめるスイーツファンは少なくないようだ。

ところで、今回自己破産申し立ての準備に入った神戸の「モンブラン」は、1963年、兵庫県加古川市で創業。2000年に本社を神戸市西区に移した。兵庫県内に10数店舗を展開していたが、競争激化や原材料費高騰などから業績が悪化、負債が増大したと見られている。

東京都目黒区自由が丘にある有名洋菓子店「モンブラン」とは、一切関係ない。お間違えなく。