【MLB】大谷翔平のメジャー1年目を指揮官称賛 「自信を持って成長を続けている」
29日のアスレチック戦で「4番・DH」でスタメン出場する大谷
エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地アスレチックス戦に「4番・DH」でスタメン出場を果たす。シーズンも残り3試合、大谷も新人王に向けラストスパートをかけている中、マイク・ソーシア監督は「より安定して打てるようになった。この先も継続できるだろう」と成長に目を細めた。
大谷はここまで打者として打率.283、22本塁打、59打点をマークするなど、メジャー1年目にしてチームの主軸にまで成長した。ソーシア監督は今シーズンを振り返り「投球面では、メジャーリーグの打者、自分の投球について知るのに十分な経験を得た。健康であれば、圧倒できると示した。打撃面では、シーズンが進むにつれ、左腕でも打てるようになったし、より安定して打てるようになった。この先も継続できるだろう」と評価した。
シーズン前のスプリングトレーニングでは懐疑的な見方もあったが、それを覆す活躍を見せつけた。想像以上の活躍を見せたルーキーに指揮官は「例えば本塁打を15本打ったから、投げたから素晴らしいシーズンだったというわけではない。彼はポテンシャルを示したからだ。彼は今していることをするだけのポテンシャルを完全に持っている。自信を持って成長を続けているが、期待を上回ったというよりも、彼が自分のポテンシャルを示している」と称賛していた。(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)