2018年9月28日、名古屋市港区の再開発地区「みなとアクルス」で、大型商業施設「ららぽーと名古屋みなとアクルス」がオープンした。

 

ららぽーと名古屋みなとアクルスは、約6万平方メートルの敷地に217のテナントが出店。イオン系のショッピングセンターが多い東海3県で初のららぽーと開業であり、開業日から買い物客でにぎわった。 


開業直前のららぽーと名古屋みなとアクルス(Renaikさん撮影、Wikimedia Commonsより)

ふなっしーが応援

河村たかし名古屋市長や元ビーチバレー選手の浅尾美和さんらが登場した開業日のオープニングセレモニーのゲストの中にいたのが、なぜか「ふなっしー」。


なぜ名古屋に?(画像は2016年6月撮影)

これはふなっしーが非公認マスコットキャラクターを務める千葉県船橋市に、ららぽーとの1号店「ららぽーとTOKYO-BAY」があるため、はるばる名古屋まで応援に駆け付けたそうだ。「みんなも楽しい思い出作るなっしー!」とセレモニーを盛り上げていた。

ところで、ららぽーと名古屋みなとアクルスは、ほとんどの報道で「東海3県で初のららぽーと」と報じられている。確かにその通りだが、隣県の静岡県磐田市には「ららぽーと磐田」が営業している。地元の人々からは、

「静岡にもららぽーとあるぞ」
「東海地方初じゃなくて東海3県初」

という指摘もツイッターでみられた。普通、東海3県というと愛知、岐阜、三重の3県を指し、東海地方または東海4県というとこれに静岡県が入る。ゆえに「東海地方初」と伝えられると違和感を覚える人が多い様子。静岡県と東海地方の微妙な関係が、思わぬ形で話題に上ったようだった。