ミュージカル「魔女の宅急便」主演の福本莉子…開幕が「楽しみで仕方がない」
主役のキキを任せられた福本は、昨春に開催されたタレント発掘イベント「東宝シンデレラオーディション」でグランプリを獲得した逸材だ。
今回が初舞台となるため、心境を問われると「お話を頂いたときは、不安が大きくて…。いざ、稽古が始まっていくと、皆さんが優しくて温かい。演出の方も明るくて、現場がいつも楽しい。なので、当日の舞台も楽しみで仕方がないです」とワクワク感を示し、頼もしさも感じさせた。
優しく迎えた存在は、主人公の母を演じる生田だそうで「初めて会ったときから、本当に娘の感覚がありました」と振り返った。
さらに「今はもう、産んだような気持ちもあります」とまでオーバーに話し、笑わせた。
同じく新キャストとなった大西は「舞台のお話を頂いたときは、本当に嬉しかったです」と喜び、「稽古場で練習するたびに、魔女の宅急便のことがもっと好きになって、自分のパートだけでなく、他の人のパートまで歌っちゃたりします。すごくイイ曲ばかりなので、皆さんに届いてほしいです」と見どころを紹介していた。
同ミュージカルの原作は、児童文学作家・角野栄子氏が1982年〜2009年の27年間に渡り執筆した全6巻の児童書をもとにしたもの。昨年の初演は即日完売。連日大盛況で幕を閉じた実績があり、今回は、フレッシュな福本と大西のコンビに入れ替わって届けられる。
東京公演は、6月15日（金）〜24日（日）の期間に、新国立劇場・中劇場にて。そして、大阪公演は、7月4日（水）〜5日（木）に、メルパルクホール大阪の会場で開かれる。
▼ 大西流星
■関連リンク
ミュージカル「魔女の宅急便」 - 公式ホームページ
