鈴木奈々が“ごきげんタレント”でいられる秘訣は「毎日たくさんの○○○を言うこと!」
このたび、週刊女性において「周囲に幸せオーラをふりまいている印象のあるタレントは?」というアンケートを実施した。綾瀬はるかやローラなどに続き、女性部門で5位にランクインしたのが鈴木奈々だ。
何ごとも前向きにとらえるが吉
「え？ 私が！? というのが素直な気持ちです。声が大きくてうるさいし、逆に人をイライラさせてしまっているのかな、って……」
周囲の人間に“うるさい”と言われても笑顔をふりまいて、いつの間にか周りにも笑顔が広がっている鈴木奈々。バラエティー番組などでは、共演者から“おバカキャラ”などと言われ、いじられているけれど、そういう扱いをされてもイラッとしない？
「私、小さいころから、いじられるの大好きなんです（笑）。友達からは“イライラしないの？”って聞かれますけど、逆に愛を感じちゃう（笑）。かまってくれてる！ って」
そんな鈴木でも、自分がどう思われているかは気にしているという。
「めちゃくちゃネットでエゴサーチしますよ。“鈴木奈々、マジにウザい”とか“テレビから消えてほしい”とか、見ちゃうと確かにへこみますけど……。そう思っている人もいるんだ、って受け入れるようにしています。
私をそう思っている人がいると知ることができたのは、自分にとってムダじゃない、意味があることなんだって。何ごとも前向きに考えると、人生って楽しくなるんです」
いつもご機嫌な印象だけど、イライラすることはある？
「私だってイラッとすることはあります。電車に乗ろうと並んでいたとき、あとからきたおばちゃんに横入りされたときとか（笑）。
でも、こういうことをしたら周囲の人をこんなイヤな気持ちにさせるんだ、と学べたと思って。自分は絶対に気をつけようと。逆に感謝ですよね、学ばせてくれてありがとう、って」
すべてをポジティブに考えることが“鈴木奈々流”の生き方、と笑う彼女。
「イライラをため込まないことですね。私、そういったストレスがたまる前に、家族や友達に話して発散してしまうんです。そうするとスッとして、イヤなことも忘れられるから。だから、友達からの話もたくさん聞きますよ。
１〜２時間、電話で話したりすると、女の子の電話、長っ！ って思ったりもするけど（笑）。聞いてあげることで、その子のためになるなら聞いてあげたいし。それで“ありがとう”って言葉をもらえれば私もうれしいから」
自分が変われば相手も変わる
毎日、できるだけたくさんの“ありがとう”を言えるようにするのが目標という鈴木。
「ありがとう、って人に伝えられれば、自分も気持ちがいいし、相手だってイヤな思いはしないじゃないですか。イラッとした人の悪口や愚痴を言ってると、あとですごく後悔するから……。
その人のせいにしないで、相手にそうさせてしまう自分のどこが悪いんだろう、って思うようにしています。自分が変われば、相手も変わってくれるかなって」
ただ、どうしようもないくらいにイライラしたときは─。
「親とかダンナさんに当たってしまいます。本当にゴメンなさいという感じです（笑）。やっぱり身内には甘えるというか……。当たられたほうもわかってくれているとは思うんですけど、本当に反省しています」
最近、不機嫌になったときのデメリットを新たに見つけたという。
「イライラしていると、顔に出てくるんです。もう、本当にブスになる（笑）。この間、テレビを見た人に言われたんです。“あのときすごく不機嫌だったでしょ？”って。人って、気持ちが顔に出るんです。
笑顔でハッピーな気持ちでいたほうが、絶対に可愛くなれます。だから、みなさんも、イライラしてブスにならないように気をつけましょう！ 心のもち方ひとつで、人は変われると思います」
すずき・なな
’88年７月９日生まれ。茨城県出身。『Popteen』のモデルとしてデビュー。バラエティー番組を中心に活動。
