侍ジャパン千賀、驚愕の6連続奪三振 「ストライクが入って安心しました」
オーストラリア戦に先発し、150キロ超の真っ直ぐを連発
野球日本代表「侍ジャパン」の千賀滉大投手(ソフトバンクが、驚愕の奪三振ショーを演じた。3日、ナゴヤドームで行われた「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2018 日本vsオーストラリア」で先発すると、初回、3者連続空振り三振の立ち上がりを見せると、なんと2回も3者連続三振。驚愕の6連続三振と圧巻の投球を見せた。
初回、先頭のジョージを1ボール2ストライクと追い込むと、149キロの真っ直ぐで空振り三振。続くケネリーは2球見逃しで簡単に追い込むと、最後は武器のフォークでバットに空を切らせた。続くヒューズには151キロの真っ直ぐで見逃し、133キロのスライダーで空振り、1球ボールを挟み、最後はインコースへの150キロの真っ直ぐで空振り三振を奪った。
2回、先頭のキャンデラスは2ボール2ストライクと追い込み、151キロのストレートで空振り三振。続くニルソンは2ボール2ストライクから152キロの低めへのストレートで空振り。最後はデサンミゲルを2ストライクから外角へのスライダーで見逃し三振に切った。驚異の6連続三振に、ナゴヤドームはどよめきが起きた。
圧巻の投球内容で2イニングを投げ終えた千賀は「普段通り緊張感なく入れました。ストライクが入って安心しました。無失点でと思っていましたが、それ以上にいい結果だったので良かったです」とコメントした。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)