高梨沙羅が飛行したスキー場、実はサッカーのスタジアムって知ってた?
12日(月)に行われた平昌五輪のスキージャンプ、女子ノーマルヒル個人競技。
日本の高梨沙羅は243.8点を獲得し、見事銅メダルを獲得した。
#スキージャンプ 女子ノーマルヒル で #高梨沙羅 が #銅メダル を獲得。仲間からの祝福に涙が止まりませんでした。 #NHKピョンチャン pic.twitter.com/eX9ESsqSI4
— NHKスポーツ (@nhk_sports) 2018年2月12日
「金メダル確実」と言われたソチ五輪でまさかの4位に終わった高梨は、五輪での表彰台はこれが初めてのこと。インタビューでの涙は視聴者に感動を与えた。
そんな高梨がこの日飛行したスキー場は、江原道にあるアルペンシア・スキージャンプ・センター。
今回の五輪ではスキージャンプ以外にノルディック複合のジャンプやスノーボードのビッグエアなどが開催されるが、実は非常に画期的な競技場として知られている。
一体何が画期的なのかと言うと…
!?!?
なんと、サッカーのスタジアムと一体になっているのだ。
アルペンシア・スキージャンプ・センターには高さ98mと125mのジャンプ台があるが、その着地地点はアルペンシア・スタジアムのピッチ部になっている。
このアルペンシア・スタジアムは江原FC(韓国1部)のホームであり、実際にKリーグの試合も行われている。スキージャンプとサッカーの多目的使用というのは、世界的にも稀である。
スタート地点から見た景色はこんな感じ。
もちろん冬場は雪が積もっているためピッチは見えないが、それでもサッカースタジアム目掛けて飛行する感覚は世界でもここしか味わうことができないはず…。
高梨の背後に見えるのがスタジアムの観客席。
サッカーとスキーでは季節も被らず、観客席も共通だ。やはり画期的なアイディアと言わざるをえない。