ぐんまちゃん(Norio NAKAYAMAさん撮影、Flickrより)

2017年10月28日、群馬県は「群馬県民の日」を祝して、県内各地でさまざまなイベントが行われた。美術館や博物館の入場料が無料、または割引など、300を超すサービスも実施された。そして公立学校は休校となるのが通例だった。ところが今年は土曜で、元々休日だった。せっかくの「県民の日」のありがたみが感じられなかった、という感想も......。

ツイッターには群馬県民から、多くのツイートが投稿され、「群馬県民の日」が一時トレンド入りするほど話題となった。

「そっか、今日は群馬県民の日か」「そういえば、群馬県民の日だった...」

ツイッターに集まった群馬県民の反応を見て見よう。

JR東日本高崎支社「DL・SL群馬県民の日」号で、信越本線の高崎〜横川間を楽しんだ人もいたようだ。「先ほど最後尾だったC61が先頭になるSL群馬県民の日号に乗ります!」というコメントが添えられている。

「モスに来て今日が群馬県民の日であることを知る」と報告した人もいた。県民の日限定の「ぜいたくモスバーガー」を選んだようだ。

入場料無料となった「自然史博物館」(富岡市)に出かけた人も多かったようだ。

だが一方、こんな感想もあった。

「土曜日と重なり 休みが減ってしまったうえに雨とは 学生可哀想だな」というコメントだ。

「なーんもお得な事せずに1日が終わりそうだよ」「そっか、今日は群馬県民の日か」「てか今日が群馬県民の日だってこと忘れた!」「そういえば、群馬県民の日だった...」などという声が相次いでいる。

「群馬県民の日が土曜だと一気に存在感が薄れる」という感想に、実感がこもっていた。