C・ロナウド、退団説を全面否定…契約更新も示唆「レアルで満足」

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 26日にチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節が行われ、レアル・マドリードは敵地でドルトムントと対戦。3−1と勝利を収め、2連勝を飾った。

 2ゴールを挙げる活躍を見せたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは試合後、スペインのテレビ局『メガ』のフラッシュインタビューに登場。自身の契約更新や今夏の退団報道についてコメントし、スペイン紙『アス』が内容を伝えた。

 レアル・マドリードは今月に入って、ブラジル代表DFマルセロやフランス人FWカリム・ベンゼマら、主力選手との契約延長を次々と発表。C・ロナウドは昨年11月に2021年までの新契約にサインをしたばかりだが、インタビュアーから「あなたの更新にも期待していいですね?」と尋ねられると「良い質問だね。僕は満足しているし、物事は自然と起きるものなんだ」と笑みを浮かべながら答えた。

 そのうえで、「その質問については、会長の方が良い答え方を知っているだろう。僕は今、最も好きなことができている。現状に満足しているよ」と語り、レアル・マドリードでの充実感を口にした。

 一方、今年6月にポルトガル紙『ア・ボラ』で「C・ロナウドはクラブに対して不満を抱えている」と報道されたことについて質問されると「君は僕の口からそういう発言を聞いていないだろう」と鋭い切り返しを披露。そして「世界中で毎日のように人々が僕のことを語っている。その全てに対してコメントする必要があるなら、僕はメディアのために生きていることになるけど、僕はサッカーのために生きている人間なんだ」と主張した。

 それでも食い下がらないインタビュアーが「でも、そのニュースは(母国)ポルトガルから出たものです」と続けると、C・ロナウドは「“クリスティアーノ”の名前が入った全てのニュースが、世界規模のニュースだと言える。君が偉大な人間なら、世界の人々が君のことについて話をするようになるだろう」とコメント。連日のように自身の名前がメディアの見出しを飾るのは、スター選手の宿命であるとの考えを示した。

(記事/Footmedia)