「最も待望されたのは本田」 敵地レオン到着時に日本人ファン集結と地元紙報道
日本企業が進出するレオンでの一戦、宿舎到着時に15人の日本人ファンが出迎える
パチューカの日本代表FW本田圭佑は、現地時間16日にレオンとのアウェーマッチを迎えるが、地元メディアは敵地決戦で「最も待望されている要素はケイスケ・ホンダ」と報じている。
「トゥソスがレオンに到着」と報じたのは、メキシコ地元紙「am」だった。本田は12日に行われたカップ戦、コパMXのシマロネス戦で左CKから決勝点をアシストし、2-1の勝利に貢献している。そしてリーガMX第9節の舞台となる敵地レオンは、盛り上がりを見せているという。
本田はチームの移動バスで宿舎に向かったが、敵地には日本人ファンら約15人が集結。午後7時にバスが到着すると、本田はファンとの記念撮影に応じ、同紙は「最も待望させている要素はケイスケ・ホンダだった」と報じている。
レオンの街には、日本人コミュニティーが形成されており、在レオン日本国総領事館によると、トヨタや日産の自動車メーカーの工場が存在するため、日本人5000人以上が在住しているという。そのためアウェーでの試合ながら、本田を観るためにエスタディオ・ノウ・カンプのスタンドには日本人が大挙して押し寄せるという現地報道もある。
待望のメキシコ2ゴール目を奪い、敵地レオンに“ホンダ祭り”を巻き起こすことができるだろうか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images