西友<8268>は19日、9月1日の「防災の日」にあわせ、防災関連商品を集めた「防災準備コーナー」により、1日から14日までの防災用品の売上げが、前年同期比150%に達したと発表した。

  同社が今年6月に、30〜59歳の既婚女性300人以上を対象に行った、「防災対策意識調査」で、約半数の回答者が「昨年に比べ防災意識が高まった」と答えたとし、今年から同コーナーを立ち上げた。

  調査によると、「懐中電灯」「飲料水」「缶詰・乾パン」「電池式ラジオ」など基本防災備品を準備している人が多く、一方で「発電機能付きラジオ」「携帯トイレ」などを今後準備したいと考える人が多かった。これにあわせ、これらの品々や、「ストロー型浄水器」「少量の水で戻せる米飯」「携帯毛布」「簡易バケツ」などを販売している。

  同社の株価は、前日比7円(3.32%)高の218円と反発して終了した。 【了】