バルセロナ、ポルトガル代表DFネウソン・セメド獲得でクラブ間合意! ベジェリンから撤退も右SBの逸材獲得に成功

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▽バルセロナは13日、ポルトガル代表DFネウソン・セメド(23)の獲得に関して、所属元のベンフィカと合意に達したと発表した。同選手は、14日にバルセロナで行われるメディカルチェックをパスした後、正式にバルセロナの一員となる。

▽スペイン『ムンド・デポルティボ』の伝えるところによれば、今夏の移籍市場で右サイドバックの獲得に動いていたバルセロナは、マシア育ちのスペイン代表DFエクトル・ベジェリン(22)の獲得を最優先事項としていたという。しかし、アーセナルが要求する4000万ユーロ(約51億7000万円)といわれる移籍金に二の足を踏み、獲得交渉から手を引いたようだ。

▽そして、ベジェリンと同様に以前から獲得に関心を示してきたセメド獲得に向けて、3000万ユーロ(約38億7000万円)の移籍を準備し、今回の合意にこぎ着けたようだ。

▽リスボン生まれのセメドは、近年のベンフィカユースが生みだした最高のタレントの1人と評される逸材だ。卓越した身体能力を生かした突破力や攻撃センスに加え、ポジショニングにも長けた攻撃的な右サイドバックは、2015-16シーズンにベンフィカのトップチームデビューを飾った。昨シーズンは公式戦47試合に出場し、2ゴール12アシストを記録。ベンフィカの国内2冠に大きく貢献した。

▽また、2015年にデビューを果たしたポルトガル代表では、先日行われたコンフェデレーションズカップ2017で2試合に出場していた。