土屋太鳳 撮影/廣瀬靖士

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「私が出ている作品は見てくれますし、感想も聞かせてくれます! でもだいたいは、いつも私が“今日はこんなことがあったよ”ってその日の出来事を話してしまうので、作品を見た後に“あのときの話は、ここにつながっていたのね”って(笑)。いつも大事なときにはそばにいてくれる家族は、本当に大切な存在です」

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 映画『兄に愛されすぎて困ってます』(6月30日[金]全国ロードショー)で、いろんなタイプの年上イケメンズから、いきなり“愛されすぎ”状態になってしまう女子高生・橘せとかを演じた土屋太鳳(22)。

 今回も、家族からの反応が楽しみだと笑う。

「私、両親はもちろんなんですけど、姉と弟のことが大好きなんです。姉のことは、保育園のころに男の子と取り合っていたくらい(笑)。

 弟はある意味、私の理想というか、おもしろくて優しくて、“こうしたい”って思ったことに対して努力する姿がカッコいいなって思います。最近は、私がくっつくと離れていっちゃうんですけどね(笑)」

 それはきっと、弟さんもテレているだけでは……?

「めんどくさいんじゃないかなぁ、私のことが(笑)」

 大切な家族への思いを話す彼女の表情は、とても柔らかくてキラキラ。いつも頑張ることができる原動力は、

「ブログやインスタに残してくださるファンのみなさんからのコメントには、すごく元気をいただいています! 私に向けて文字を打ってくれる、それってすごくありがたいなと思っていて。いつもちゃんと、読ませていただいてます!」

悩みができたときはどうする?

 次々と出演作が発表され、いろんな作品に引っ張りだこの土屋。いつもハツラツとしている印象だけど、悩みができたときはどうする?

「とことん悩みます。“どうしようかな”と試行錯誤する時間が、今はあまりないので、走ったり身体を動かしながら考えたり。悩んでいたら間に合わないと思ったら、今の自分で勝負するしかないと割り切って、全力でぶつかります!」

 映画のタイトルにもある“愛されすぎて”にちなんで、自分が“愛しすぎて”しまっているものは?

「愛しすぎているものは、お肉!(笑)。あとは、お仕事です。次は、どんなお仕事なんだろう? どんなことができるんだろう? そんなふうに思えるお仕事は、いつも緊張するしドキドキする。ずっと、私の片思いなんだろうな」

 では、ずっと愛しているものは?

「小さいころからピアノが大好き。母とケンカしたり、怒られたときは、ピアノを弾きます! そうするとスッキリできるので(笑)。ピアノの音を聴いたり、弾いたりすると心が軽くなるので、中学校の卒業式で弾いた『大地讃頌』は、今でも思い出深い大好きな曲です」

<映画情報>
『兄に愛されすぎて困ってます』
告白12連敗中のせとかが、“ヤンキー系ツンデレお兄”のはるか(片寄涼太)をはじめ、“セレブ系ののしり王子”こと、芹川高嶺(千葉雄大)らからアプローチ!? せとかが最後に選ぶ、本当に好きな相手とは――。