大垣南高等学校(岐阜)
■大垣南はどんな学校? 1949年に岐阜県立大垣南高等学校として発足した学校。運動部系ではフェンシング部が強化指定部になっていて、インターハイ出場や世界選手権に出場するなど毎年優秀な成績を収めている。
■チームがレベルアップした美濃加茂戦 1年生8名、2年生15名、3年生16名の計39名で活動している大垣南野球部。つなぐ攻撃に全力プレー、勝負強さで甲子園出場を目指す。新チームが始まってから公式戦で勝ち進むことを決意。その中で橋本 大瑚主将が印象に残っている試合に春季岐阜県大会2回戦の美濃加茂高校戦を挙げた。1対0で惜しくも敗れたが、「緊張した雰囲気の中でプレーをして課題と成果を知ることができました。この試合でチームがレベルアップできたと思います」とプラスになった負けだった。
■野球への姿勢が強くなった このオフシーズンは春、夏の大会で勝ち進むために、冬にトレーニング合宿を行うなど身体の強化を心がけてきた。秋季大会の地区予選で敗れた後、部員全員で話し合い、野球への姿勢が強くなったと橋本主将は感じている。
■注目選手を紹介! この1年間、活躍してきた選手に大岩 俊介、中川 崚の名前を挙げた橋本主将。大岩はチームの主軸。攻守ともに素晴らしく、長打力と勝負強さを兼ね備えている。中川は内野で安定したプレーを見せ、走塁でもチャンスを演出する活躍を見せた。この夏はこの2人に加え、大澤 宗一郎がキーマンになると教えてくれた。さらに児玉 慎之介、島原 涼輔には力強いバッティング、勝負所でのバッティングを夏にしてくれることに期待がかかる。
■自分たちの力を最大限に出す 夏に向けて大垣南野球部は、試合を重ねるごとに自分たちの弱点を見つけ、克服すること、持ち味を生かし夏の大会で結果を出すことをテーマに練習している。「自分たちの力を最大限に出し、悔いのない最高の夏にしたいです」と橋本主将は意気込んだ。
目指すは甲子園出場ここからは、島原 涼輔選手(3年)と大澤 宗一郎選手(3年)の二人にお話を伺います!
Q.夏へ向けての課題や強化したいところを教えてください
島原:後続のバッターにつなげたり、進塁のできるバッティング、外野からの送球が課題です。大澤:盗塁を正確に阻止すること、あとはリードや配球面での成長です。
Q.ここまで振り返って高校野球で一番思い出に残っていることは何ですか?
島原:春の大会の地区大会の揖斐高校戦で、ヒットでランナーを返してチームの勝利に貢献できたことです。大澤:毎日厳しい練習をしてたくさん指導してもらったことです。
Q. 自分のここを見てほしいというところは何ですか?
島原:プレーの中での声を見てほしいです。大澤:堅実な守備と肩を見てほしいです。
Q.このチームの好きなところと、他のチームに負けていないところは?
島原:このチームの好きなところは、部活動中でもそれ以外のところでもチームメイトの仲が良く雰囲気が良い所です。他のチームに負けていないところは、一つ一つの好プレーに対して、チーム全体が本気になって盛り上げれるところです。大澤:チームワークが良いところです。
Q. この夏はこんな夏にする!という意気込みをお願いします!
島原:今までの練習の成果を一つ一つのプレーに出し切れる夏にしたいです。大澤:最後の夏なので3年間先生に教えてもらったことをしっかりやって、甲子園に出場したいです。
島原選手、大澤選手、ありがとうございました!
最後まで地道な努力をここからは川本 勇監督にお話を伺いました!
Q. 新チームが始まってから、どのようなテーマをもってチーム作りをされてきたのでしょうか?
精神的に安定感のあるチームづくりです。強豪校に平常心でぶつかっていけるチームを目指し、手ごたえを感じています。
Q. 最後に、夏に燃える3年生や部員たちにメッセージをお願いします!
背伸びすることなく、最後まで地道な努力を続けてください。
川本監督、そして大垣南高校野球部の皆様、ありがとうございました!
今年も大好評!【僕らの熱い夏 特設ページ】各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!