マンチェスターに戻ることを決めたアリアナ・グランデ
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 英マンチェスターで開催されたコンサートで22人が死亡する自爆テロが起きたことを受け、ツアーの一部を中止することを発表していたアリアナ・グランデが26日(現地時間)、テロ被害者と遺族のために同地で慈善ライブを行う主旨の長文を自身のTwitterで発表した。

 「マンチェスターでの自爆テロの犠牲者とその愛する方々に、追悼の意を捧げます。あなた方の心痛を取り除くために、私やほかの誰かができることはないのでしょう。しかし、私の助けを望み、必要としてくださるのであれば、私は自らの手と心、そして与えることができるものは何でも差し伸べたい。私たちが今できることは、この事件が私達にどのような影響を及ぼすのか、そして、これから私たちがどう生きるのかを決めることだと思います」と切り出したアリアナ。

 事件発生後から、ファンがアリアナを励まし続けてくれたことにふれつつ、「ファンのみなさんが私を励ましてくれたように、私自身もファンのみなさんにお会いし、元気づけることができないのであれば、残りの年を過ごしたくありません。この暴力に対して、私たちは一致団結し、互いに助け合い、愛し合い、声高らかに歌い、以前よりももっと優しく寛大に生きるしかないと思うのです」と呼びかけ、「私は、驚くほど勇敢な都市マンチェスターに戻って、ファンの方々と過ごし、そして犠牲者とそのご家族に敬意を表し、寄付を募るために慈善ライブを行います」と表明した。詳細は確定次第、発表するとのこと。(編集部・石神恵美子)