C・ロナウド&ベンゼマ弾のレアル・マドリーが5シーズンぶり33度目の優勝《リーガエスパニョーラ》

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▽レアル・マドリーは21日、リーガエスパニョーラ最終節でマラガとのアウェイ戦に臨み、2-0で快勝して5シーズンぶり33度目の優勝を飾った。

▽4日前に行われた未消化試合のセルタ戦をC・ロナウドの2ゴールなどで4-1と勝利して5連勝とした首位レアル・マドリー(勝ち点90)は、引き分け以上で5シーズンぶりのリーガ優勝を決められる状況だった。そのレアル・マドリーはセルタ戦と同様のスタメンを送り出した。

▽キックオフ前、今季限りで引退するデミチェリスと退団が発表されたデュダへのセレモニーを行った11位マラガ(勝ち点46)に対し、イスコを右ウイングに配す[4-3-3]でスタートしたレアル・マドリーは開始2分にあっさり先制する。ルイス・エルナンデスのクリアミスをカットしたイスコのスルーパスに抜け出したC・ロナウドがボックス中央へ侵入。GKカメニを外して無人のゴールにシュートを流し込んだ。

▽幸先良く先制したレアル・マドリーは10分を回る頃にはイスコを左サイドに配置するフラットな[4-4-2]に変更。そのレアル・マドリーは13分にサンドロ・ラミレスに枠内シュートでGKケイロル・ナバスを強襲されると、21分には再びサンドロ・ラミレスに直接FKで枠の左上を捉えられるも、GKケイロル・ナバスがファインセーブで阻止した。

▽前半半ば以降はボールを動かすレアル・マドリーが主導権を掌握。34分には追加点に迫り、ベンゼマの左クロスを受けたファーサイドのC・ロナウドが左足でシュート。ゴール至近距離からのフィニッシュだったが、GKカメニの好守に阻まれた。さらにクロースがミドルシュートでGKカメニを強襲したレアル・マドリーが前半を1点リードしたまま終えた。

▽迎えた後半、自陣に引いてカウンターを狙うレアル・マドリーは49分にレシオに枠内シュートを浴びる。それでも、余裕を持っていなすと55分に突き放した。右CKからセルヒオ・ラモスのボレーシュートはGKカメニの好守に遭うが、ルーズボールをベンゼマが押し込んだ。

▽余裕の展開としたレアル・マドリーは66分に2枚代えを敢行。イスコとカゼミロに代えてハメス・ロドリゲスとコバチッチを投入した。終盤にかけては省エネで試合を進め、90分のゴンサロ・カストロのシュートをGKケイロル・ナバスが好守で防いで2-0のままタイムアップ。レアル・マドリーが5シーズンぶり33度目のリーガ優勝を飾っている。