まだまだ「芋」強し! どの焼酎が好きか、読者アンケートしてみた
芋・麦・米。各地で採れる食材を生かした焼酎は、全国で親しまれている。原材料によって味わいが異なるのはもちろん、それぞれの産地・蔵元に特徴があるため、お気に入りの一本があるという焼酎好きも多いのではないだろうか。
そんな焼酎について、Jタウン研究所は「焼酎は 芋、麦、米...どれが好き?」をテーマに、都道府県別のアンケート調査を行った(総得票数1261、投票期間2017年3月2日〜4月27日)。はたして、その結果は――。
麦23.2%、米12.3%も善戦
全体を見てみると、芋焼酎が58.4%と過半数を獲得した。霧島酒造(宮崎県都城市)の「黒霧島」を筆頭に人気の高い銘柄が多いことも影響してか、幅広い地域から支持が集まった。
以降は投票数がそれぞれほぼ半分になっていき、麦焼酎が23.2%、米焼酎が12.3%、その他6.1%だった。
地域別に見ても、芋焼酎愛好家の層の厚さが際立った。米焼酎の名産地である秋田県では米焼酎支持率が高かったが、麦焼酎の産地、大分県では芋焼酎がトップだったため、産地と消費地は必ずしもイコールではないようだ。
各メディアの報道によると、平成27酒造年度(2015年7月〜16年8月)の本格焼酎出荷量は宮崎県が2年連続でトップ、2位には鹿児島県がランクインした。霧島酒造の売上増加もあり、宮崎県の出荷量は前年度比4.3%増ということもあり、今後も芋焼酎ブームは続きそうだ。