MSオフィスのワードより使いやすいってホント？ Dropboxのクラウドドキュメント共有「Paper」を使ってみた
最新のアップデートでは、オフライン編集ができるようになり、機能が強化されている。
Paperは、手軽にドキュメントを作成し、共有できるサービスで、パソコンのブラウザーや、iPhone、Androidのアプリから文書を編集できる。
仕事で使えば、
・社内で議事録を共有する
・複数人で企画を出し合う
・スケジュールやToDoリストを共有する
といった使い方もできて便利だ。
個人でも、
・PC画面でToDoリストを作る
・完了したらスマホでチェックする
・旅行や宴会の計画を友達と共有する
といった使い方ができる。
●シンプルかつ便利な機能でドキュメント作成
Paperのドキュメント作成画面は、極めてシンプル。
しかし、実際に作ってみると、細かいところまで便利な機能が搭載されていることがわかる。
入力した文字はヘッダーや、箇条書きなどの書式を設定することで、見栄えを整えることができる。
便利なのは、「タスクリスト」のチェックボックスを挿入する機能だ。
簡単に、ToDoリストが作成できて、スケジュール管理ができるので便利。
作成したToDoリストは、スマホ画面でチェックして、オン／オフできる。
買い物などの予定や、簡単な用事を手軽に管理できて使いやすい。
「Tt」ボタンをタップしてメニューを表示すると、ヘッダーやタスクリストなどの書式が選択できる。
文書への写真の貼り付けも簡単だ。
・スマホカメラで撮影
・保存している写真を選ぶ
だけで、文書に挿入して利用できる。
また、写真の簡易編集機能もあるので、手早くトリミングや回転といった修正ができるのも便利だ。
さらに、YouTubeのURLを貼れば、動画まで挿入できる。
企画資料などに関連動画を追加することも可能などで、なかなか使えそうだ。
カメラマークをタップして写真を挿入するほか、YouTubeのURLを貼ることで、動画も挿入できる。
書類を書き終えたら、「共同編集者を追加」を選んで、同じプロジェクトに参加する同僚や、パーティーを企画中の友達を招待しよう。
書類のリンクだけを送って、気軽に参加してもらうこともできる点は、非常に便利。
また、誰かが自分を招待してくれたら、通知機能が知らせてくれる。
このあたりは、クラウドストレージの便利さを活かしたDropboxの利点だろう。
今回のアップデートで、オフライン機能が追加されたので、インターネットへの接続環境がない場所でも、ドキュメントの新規作成が可能になった。また、「お気に入り」や「最近」にあるドキュメントもオフラインでの編集が可能だ。
オフラインで編集したデータは、次にインターネット接続した際に、クラウドにあるドキュメントに編集内容が反映されるので安心。
DropboxのPaperは、手早く資料を作って共有できるのが最大のメリットだ。
そのため。
・気軽にアイデアを出し合いたい
・下書きやドラフトなどを作成する
といった修正が多い作業にも向いているので、かなり便利だと感じた。
クラウドサービスのDropboxベースなので、進行中のタスク状況もすばやく共有できるので、リアルタイムでの文書や予定の作成ができるので、かなり柔軟な使い方が可能だ。
清書用に使うことが多いMSオフィスのワードとは異なり、進行中の業務やコミュニケーションでの利用に適していそうなサービスだ。
