スクリーンで観たらどうなっちゃうの? 完全一人称視点映画は公開中!
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 全編が主人公の主観視点で展開するハードアクション『ハードコア』から、思わず股間がヒュン! となってしまいそうな、橋の上で展開するチェイスシーンを収めた映像が公開された。

 「コール オブ デューティ」のようなファーストパーソン・シューター(FPS)ゲームそのままの一人称視点を採用し、大事故で重傷を負って科学者の妻に改造された主人公ヘンリーが、妻をさらった謎の組織を追うさまを描く本作。ユニークな映像はもちろん、機械の腕と脚を持つヘンリーによる、常識はずれのアクションの連続も見どころだ。

 公開されたのは、そんなヘンリーが自分から逃げる敵を追いかけていくチェイスシーン。すばしこい敵は運河に架かる大きな橋の鉄骨を駆け上がり、ヘンリーもそのまま橋の上へ。見下ろせば、はるか下を通行人が歩き、河には船が通っているのも確認できる。落ちたら即死の映像は何と実際の橋の上で撮影されたもので、観ているだけで身がすくむ、迫力満点のシーンに仕上がっている。

 さらに敵は人ごみをかき分けてエスカレーターに到達、後を追うヘンリーは、エスカレーターの真ん中を滑り降りる……。命懸けのチェイスに観客を巻きこむ映像を手掛けたのは、ロシア出身の新人監督イリヤ・ナイシュラー。ヘンリーの共演者には、『第9地区』などのシャールト・コプリー、『海の上のピアニスト』などのティム・ロスら実力派が顔をそろえる。(編集部・入倉功一)

映画『ハードコア』は全国公開中