常備しておきたくなる!いかなごの釘煮はアレンジ自在な保存食
兵庫の春の風物詩「いかなごの釘煮(くぎに)」とは?
いかなごの釘煮とは、新鮮ないかなごを釜で、しょう油・砂糖・みりん・生姜などで甘辛く煮たものです。炊き上がった姿が錆びた釘に似ていることから「釘煮」と呼ばれるようになりました。いかなごの漁獲高は兵庫県瀬戸内海沿岸が最も多く、毎年2月下旬から3月にかけて「いかなご解禁」となり、各家庭からいかなごの釘煮を炊く香りがしてきます。
1995年に発生した阪神淡路大震災の後、被災者した兵庫の方々が支援のお返しにと日本各地に贈った「イカナゴの釘煮」が人気を博し、日本全国に広まったと言われています。
いかなごの釘煮の作り方
いかなごは何と言っても鮮度が命!鮮度が2月下旬から3月にかけていかなごが解禁されると、早朝から直売所やスーパーにはいかなごを求めて長蛇の列となることも多く、各家庭で2kg、5kgと“kg”単位でまとめて「くぎ煮」を作ります。
それぞれの家庭の換気扇からいかなごを炊く匂いがし始めると、「いよいよ、春がきたな♪」と実感。まとめて炊いたくぎ煮を近所の方におすそ分けしたり、小分けして保存食としていただきます。
こちらは@ayumin007さんのいかなごのくぎ煮です。2kg炊いたそうですよ!@ayumin007さんの裏ワザはマーマレードを入れることで、口の中にマーマレードの香りが広がって少し甘口になるそうです。
ご家庭での定番の食べ方は?
安定のおいしさ!白ごはんにぴったりやはり定番の食べ方は、炊きたての白いごはんと一緒に。素朴でどこか懐かしさを感じる甘辛い味わいのいかなごの釘煮を食べると、自然と白いごはんが欲しくなり、おもわず何杯もおかわりしてしまいます(笑)。
こちらは、@mmo2ndさんの食卓。和食器に盛りつけると、さらに風情がありますね。いかなごの釘煮にゴマを少し振りかけてもおいしくいただけますよ。
いかなごの釘煮は立派な保存食!ちょっとした時の助っ人に!
お弁当の隙間埋めやおにぎりにいかなごの釘煮は、密封容器に入れておくと冷蔵で1ヶ月程度、冷凍で保存すると1ヶ月以上保存が可能!小分けして保存しておくと、お弁当のちょっとした隙間やおにぎりの具材などいざという時にも大活躍します。
こちらは、@kawam0さんのお弁当。おにぎりにいかなごの釘煮を乗せて、なんと髪の毛に!とても可愛らしいお弁当ですね。
しょう油と砂糖で甘辛く炊いて、絶妙な硬さで噛みごたえのあるいかなごの釘煮は、日本酒にもよく合い、お酒のお供にもぴったりです。家でいかなごの釘煮を肴にお好みの日本酒をちびちび呑んで晩酌する。仕事での緊張もほぐれて最高のリラックスタイムになりますね。お酒が好きな方は、おうち居酒屋にいかがでしょうか?
チーズと相性抜群!しょっぱい系トーストにこちらは@min0910さんのお気に入り、いかなごトースト!いかなごの釘煮はごはんのお供というイメージがありますが、甘辛い味わいがチーズとの相性がよく、パンにのせて焼くとごはんの時とはまた別の美味しさが味わえるそうですよ。和と洋のコラボ、気になりますね!
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みなさん、いかがでしたか?今回は春の風物詩いかなごの釘煮の楽しみ方をご紹介いたしました。いかなごの釘煮は一度にたくさん炊いて保存も利くので、定番から意外なアレンジまで、いろいろな楽しみ方を試してみてくださいね。
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