「テラスハウス」ハワイ編。ローレンとエビアン大喧嘩で黒い涙が流れてとても怖い
『テラスハウス アロハステート』ハワイ編の第9話回目。配信スタートしてないじゃん。って思ったら、シーズン2の1だった。
「最近、テラスハウス息苦しい!」
と山ちゃんが叫ぶぐらいのハードな展開のテラスハウス。
なんか、腹割って喋ってない感じが、いろんなトラブルを巻き起こしてるように見えちゃうんだよなー。
奈緒美とエビアンが二人で食事。
奈緒美が「卒業する」と告白して、エビアンが驚く。
「侑哉といちゃいちゃしてたのは、元カレと同じ名前だったから」
「英語を思い出したから卒業」
なんて、とってつけたような理由を語る奈緒美。
「ごめんなさい、感情移入できないな」って山ちゃん。
悠介とエビアン、二人。
ローレンとのデートについて「どうだった?」と聞かれた悠介が答える。
「最初から気がないんだったらそう言ってほしかったし」
と、これはわりと本音っぽい。
「ローレンも言ってたけどね、楽しんで映画見に行って、悠介のこともっと知りたいみたいなこと」
ってエビアンは言うけど、でも「まったく気がない」ってのも言ってたことを隠して、そこだけ言うのって、本当じゃなさすぎる。
もちろん気を遣って、優しい気持ちで言ってるんだろうけど。
本当は「NO」なのに、そこは言わず、みんながポジティブで優しいことを言って、だから実際に行動に移すと、やばいやばい、って急に拒絶しちゃう。ってことが繰り返されてる。
奈緒美が卒業するので、24日、サンクスキビングディナーでみんなで食べよう。
ってことになったのだが……。
ローレンは、家族との食事もあってダブルブッキングしてた。
ので、ローレンとエビアンと奈緒美の3人が、どうしようって話てるだけなんだけど、喧嘩になっちゃう。
エビアン「時間を早くして ご飯してもいいし私たちが。で、あとで行けばいいし」
ローレン「怒られるかもしれないし 大丈夫。それはしょうがないし」
エビアン「何で怒られるの?」
と、ここからどんどん言い合いになって、
エビアン「じゃあ、怒られるとかそういうこといわないでよ。だってこっちだって気にするじゃん そうやって言ってたら」
と
ローレン「「それは言わないでほしい」とか揚げ足取らないでほしい」
って言い合いになる。
ローレン「エビアンはこの会話で私の気持ちを全然理解しようとしてない」
エビアン「ローレンに家族がいるのはわかってる。私にも家族がいる。私も家族とディナーするし、それに その日はママの誕生日」
いや、この流れで、このタイミングで、それ言っちゃうと、横で聞いてる奈緒美は、もっと気にするよ。
「わー、わたし、サンクスギビングディナーみんなと楽しく食べたいと思ってただけなのに、ローレンの家族とのディナーを削り、エビアンのママの誕生日のディナーも削っていたのかーーーー! ガーン!」
で、この後に判明するんだけど、ローレンは、奈緒美が卒業をすることを知らなかったのだ。
言っとけよ。っつか、喧嘩になりそうになったときに、言えよ!
エビアンとローレンの温度差は、それ知ってるか知らなかったのかの差じゃん。
サプライズにするようなこっちゃないと思うんだけどな。
「ローレンのことをいいメガネで見すぎる癖ついてません?」と、山ちゃんはローレンが悪い説なんだけど、ローレンが悪いっていうより、「ちょっとのことでバチバチになる」のは、みんなが腹割ってないのが問題じゃないかなーと思うけどなー。
この後に、みんなで食事しながら、
奈緒美「六人でそろって食べるのすごい久しぶり」
エビアン「幸せだね」
奈緒美「うん」
ってシーンを見せられてもなー。思い出づくりモードにしか見えない。
「最高ですね」って言うがまったく最高感がない悠介の表情も見逃せない。
このシーンの直前に、ローレンと悠介がちょっとした会話を交わしていた。
黒板に落書きしてるローレン。
悠介が話しかける。
が、ローレンは絵を描く手を止めず、悠介のほうに向くでもない。
「どうだった 楽しかった?」とデートのことを再度聞く悠介。
けっこう勇気を出して、自分とローレンとのことをはっきり言葉にしようとしてるんだなと思わせる。
「映画はすごいよかった」と答えるローレン。
言外に「(デートは違うけど)映画はすごいよかった」が滲み出てしまう。
ローレンが「楽しかった?」と聞くと、悠介も「映画は楽しかった」。
もちろん、こちらも言外の意のほうが大きい。
なんて、ハイコンテクストな対話。
こちらを向いて会話するつもりがなさそうなローレンに、悠介は「まあ、忙しそうだし」と言って退場。
結局、言葉にはならないけれど、完全に拒絶された形になっちゃう。
気まずさが残る。
番組的にも、なんか、もにゃもにゃしっぱなしで、スカッとしない。
昔の閉鎖的な日本の村が舞台のような、みんなのあきらめた感じだけが残る。
舞台はハワイなのに!
映像は、エレクトリック・ビーチで海もぐったりして綺麗なのに!
(サーフィンのときと違って、ちゃんとシュノーケリングを教えてもらってる奈緒美がいて、よかった)
ラスト、ふたりめの卒業する宣言も飛び出し、次回は、もう少し風通しよくなる予感。
(米光一成)
「最近、テラスハウス息苦しい!」
と山ちゃんが叫ぶぐらいのハードな展開のテラスハウス。
なんか、腹割って喋ってない感じが、いろんなトラブルを巻き起こしてるように見えちゃうんだよなー。
奈緒美の卒業告白
奈緒美とエビアンが二人で食事。
奈緒美が「卒業する」と告白して、エビアンが驚く。
「侑哉といちゃいちゃしてたのは、元カレと同じ名前だったから」
「英語を思い出したから卒業」
なんて、とってつけたような理由を語る奈緒美。
「ごめんなさい、感情移入できないな」って山ちゃん。
傷心の悠介とエビアン
悠介とエビアン、二人。
ローレンとのデートについて「どうだった?」と聞かれた悠介が答える。
「最初から気がないんだったらそう言ってほしかったし」
と、これはわりと本音っぽい。
「ローレンも言ってたけどね、楽しんで映画見に行って、悠介のこともっと知りたいみたいなこと」
ってエビアンは言うけど、でも「まったく気がない」ってのも言ってたことを隠して、そこだけ言うのって、本当じゃなさすぎる。
もちろん気を遣って、優しい気持ちで言ってるんだろうけど。
本当は「NO」なのに、そこは言わず、みんながポジティブで優しいことを言って、だから実際に行動に移すと、やばいやばい、って急に拒絶しちゃう。ってことが繰り返されてる。
ローレンとエビアンの大喧嘩
奈緒美が卒業するので、24日、サンクスキビングディナーでみんなで食べよう。
ってことになったのだが……。
ローレンは、家族との食事もあってダブルブッキングしてた。
ので、ローレンとエビアンと奈緒美の3人が、どうしようって話てるだけなんだけど、喧嘩になっちゃう。
エビアン「時間を早くして ご飯してもいいし私たちが。で、あとで行けばいいし」
ローレン「怒られるかもしれないし 大丈夫。それはしょうがないし」
エビアン「何で怒られるの?」
と、ここからどんどん言い合いになって、
エビアン「じゃあ、怒られるとかそういうこといわないでよ。だってこっちだって気にするじゃん そうやって言ってたら」
と
ローレン「「それは言わないでほしい」とか揚げ足取らないでほしい」
って言い合いになる。
ローレン「エビアンはこの会話で私の気持ちを全然理解しようとしてない」
エビアン「ローレンに家族がいるのはわかってる。私にも家族がいる。私も家族とディナーするし、それに その日はママの誕生日」
いや、この流れで、このタイミングで、それ言っちゃうと、横で聞いてる奈緒美は、もっと気にするよ。
「わー、わたし、サンクスギビングディナーみんなと楽しく食べたいと思ってただけなのに、ローレンの家族とのディナーを削り、エビアンのママの誕生日のディナーも削っていたのかーーーー! ガーン!」
で、この後に判明するんだけど、ローレンは、奈緒美が卒業をすることを知らなかったのだ。
言っとけよ。っつか、喧嘩になりそうになったときに、言えよ!
エビアンとローレンの温度差は、それ知ってるか知らなかったのかの差じゃん。
サプライズにするようなこっちゃないと思うんだけどな。
「ローレンのことをいいメガネで見すぎる癖ついてません?」と、山ちゃんはローレンが悪い説なんだけど、ローレンが悪いっていうより、「ちょっとのことでバチバチになる」のは、みんなが腹割ってないのが問題じゃないかなーと思うけどなー。
この後に、みんなで食事しながら、
奈緒美「六人でそろって食べるのすごい久しぶり」
エビアン「幸せだね」
奈緒美「うん」
ってシーンを見せられてもなー。思い出づくりモードにしか見えない。
「最高ですね」って言うがまったく最高感がない悠介の表情も見逃せない。
悠介、ケリをつけようとするも、ローレンは……
このシーンの直前に、ローレンと悠介がちょっとした会話を交わしていた。
黒板に落書きしてるローレン。
悠介が話しかける。
が、ローレンは絵を描く手を止めず、悠介のほうに向くでもない。
「どうだった 楽しかった?」とデートのことを再度聞く悠介。
けっこう勇気を出して、自分とローレンとのことをはっきり言葉にしようとしてるんだなと思わせる。
「映画はすごいよかった」と答えるローレン。
言外に「(デートは違うけど)映画はすごいよかった」が滲み出てしまう。
ローレンが「楽しかった?」と聞くと、悠介も「映画は楽しかった」。
もちろん、こちらも言外の意のほうが大きい。
なんて、ハイコンテクストな対話。
こちらを向いて会話するつもりがなさそうなローレンに、悠介は「まあ、忙しそうだし」と言って退場。
結局、言葉にはならないけれど、完全に拒絶された形になっちゃう。
気まずさが残る。
連鎖卒業なのか?
番組的にも、なんか、もにゃもにゃしっぱなしで、スカッとしない。
昔の閉鎖的な日本の村が舞台のような、みんなのあきらめた感じだけが残る。
舞台はハワイなのに!
映像は、エレクトリック・ビーチで海もぐったりして綺麗なのに!
(サーフィンのときと違って、ちゃんとシュノーケリングを教えてもらってる奈緒美がいて、よかった)
ラスト、ふたりめの卒業する宣言も飛び出し、次回は、もう少し風通しよくなる予感。
(米光一成)