「歴代の代表でも上位」ハリルホジッチ監督が成果をアピール
テレビ東京「FOOT×BRAIN」(24日放送分)には、サッカー日本代表・ヴァイッド・ハリルホジッチ監督がゲスト出演。その前半では、代表監督に就任した経緯や代表チームの課題やこれまでの成果を語った。
同番組の出演に「最後じゃないといいですね」とおどけてみせたハリルホジッチ監督に対し、聞き手を務めた番組MC・勝村政信氏は、代表監督のオファーを受けた時の様子を尋ねた。
「日本代表が私に興味があると聞いた時、日本のフットボールをそこまで知りませんでした。ヨーロッパでは日本のフットボールの話にはあまりなりません。最初のオファーで気持ちが動いたわけではなく何度か話を聞くうちに日本に興味を持つようになった」
こう答えたハリルホジッチ監督は、日本人の印象を勤勉、親切としながらも、「ただ恥ずかしがりやであまり冗談を言わない。仕事の時でももう少し笑っていい。いつも真面目すぎますからね。ロボットのようにならないで下さい。最近はロボットも笑います」と語った。
また、来年から後半戦が始まる2018年ロシアW杯アジア最終予選については、「まだ終わっていません。本当に難しい戦いになると思います。私のサッカー人生で3つ目のナショナルチームです。今回もW杯に連れていきたいと思っています」と意気込むと、選手に求められる資質を「まずフィジカルの準備をすること」と切り出した。
その理由について、同監督は「現代フットボールはデュエルがかなり求められるのでデュエルで勝つためにはパワーが必要です。グラウンドやジムで鍛えてほしい」と語ると、メンタル面にも言及。「相手をリスペクトしすぎています」と苦言を呈し、「デュエルでのアグレッシブさが足りません」とも。
さらに「アグレッシブさを調節しながら立ち向かう必要があります。ファウルをせずにデュエルに勝つことが大事」というハリルホジッチ監督は「選手の中にも何人か間違えている人がいて、デュエルにいきファウルをしてしまう人がいます。そこがまだ改善すべき点」などと説明した。
その他にも、「縦への動き」を重視するハリルホジッチ監督は、「チームの得点効率は高い。1試合平均3得点。歴代の代表でも上位です」とキッパリ。
「毎試合10〜12試合ビッグチャンスを作っています。得点効率が今は20〜22%です。しかし、今後は30〜35%まで得点効率を高めたい。とにかく速いプレーを心掛けています。ボールキープの時間が短く、パススピードも速い。ボールホルダーが持った瞬間、背後にすでに動いている選手がいます。これはオフェンスが良くなっている兆候です」と成果を強調したが、選手選考については「本当に難しかった。調節しなければいけないことがいっぱいあり、ヨーロッパからくる海外組は疲労しておりパフォーマンスが上がらない。私にとっては本当に簡単ではありませんでした」と語った。
同番組の出演に「最後じゃないといいですね」とおどけてみせたハリルホジッチ監督に対し、聞き手を務めた番組MC・勝村政信氏は、代表監督のオファーを受けた時の様子を尋ねた。
こう答えたハリルホジッチ監督は、日本人の印象を勤勉、親切としながらも、「ただ恥ずかしがりやであまり冗談を言わない。仕事の時でももう少し笑っていい。いつも真面目すぎますからね。ロボットのようにならないで下さい。最近はロボットも笑います」と語った。
また、来年から後半戦が始まる2018年ロシアW杯アジア最終予選については、「まだ終わっていません。本当に難しい戦いになると思います。私のサッカー人生で3つ目のナショナルチームです。今回もW杯に連れていきたいと思っています」と意気込むと、選手に求められる資質を「まずフィジカルの準備をすること」と切り出した。
その理由について、同監督は「現代フットボールはデュエルがかなり求められるのでデュエルで勝つためにはパワーが必要です。グラウンドやジムで鍛えてほしい」と語ると、メンタル面にも言及。「相手をリスペクトしすぎています」と苦言を呈し、「デュエルでのアグレッシブさが足りません」とも。
さらに「アグレッシブさを調節しながら立ち向かう必要があります。ファウルをせずにデュエルに勝つことが大事」というハリルホジッチ監督は「選手の中にも何人か間違えている人がいて、デュエルにいきファウルをしてしまう人がいます。そこがまだ改善すべき点」などと説明した。
その他にも、「縦への動き」を重視するハリルホジッチ監督は、「チームの得点効率は高い。1試合平均3得点。歴代の代表でも上位です」とキッパリ。
「毎試合10〜12試合ビッグチャンスを作っています。得点効率が今は20〜22%です。しかし、今後は30〜35%まで得点効率を高めたい。とにかく速いプレーを心掛けています。ボールキープの時間が短く、パススピードも速い。ボールホルダーが持った瞬間、背後にすでに動いている選手がいます。これはオフェンスが良くなっている兆候です」と成果を強調したが、選手選考については「本当に難しかった。調節しなければいけないことがいっぱいあり、ヨーロッパからくる海外組は疲労しておりパフォーマンスが上がらない。私にとっては本当に簡単ではありませんでした」と語った。