ミランが23日のスーペルコッパ・イタリアーナで2011年以来となるタイトルを獲得した。

カタールのドーハで開催されたスーパーカップで、王者ユヴェントスに挑んだミラン。今季のセリエAではホームでユーヴェに1-0と勝利したミランだが、この日は先制を許してしまう。18分、CKからジョルジョ・キエッリーニにネットを揺らされた。


だが38分、ミランは試合を振り出しに戻す。スソのクロスにジャコモ・ボナヴェントゥーラが頭で合わせ、1-1の同点に追いついた。


タイスコアで迎えた後半は、どちらも得点を奪えず。さらに延長戦でもゴールは生まれない。勝負の行方はPK戦へともつれこまれる。なお、本田はベンチ入りしていたが、出場機会はなかった。

PK戦でミランは1人目のジャンルカ・ラパドゥーラがジャンルイジ・ブッフォンに止められて失敗。


だが、ユーヴェもマリオ・マンジュキッチがクロスバーに当ててしまう。さらに5人目のパウロ・ディバラがジャンルイジ・ドンナルンマに止められた。


これに対し、ミランは最後のキッカーとなったマリオ・パシャリッチが成功。セリエAとスーペルコッパを制した2011年以来となる5年ぶりのトロフィーを獲得した。


ミランはユヴェントスと並ぶ7度目のスーペルコッパ優勝。ゲームキャプテンを務めたイニャツィオ・アバーテと、負傷離脱中の主将リッカルド・モントリーヴォがトロフィーを掲げた。