高齢者住宅付き!?スイス・FCバーゼルが誇るのは多機能すぎるスタジアム
先日、J1昇格プレーオフを制し、2014年以来のJ1復帰を果たしたC大阪。今年、チームのキャプテンを務めた柿谷曜一朗選手はスイスのFCバーゼルというクラブに所属していたのですが、そのFCバーゼルのホームスタジアムが持つ多機能性をご存知でしょうか?
"ザンクト・ヤコブ・パルク"の名を持つこのスタジアムは2001年に建設されました。38,512人の収容人数を誇るサッカー専用スタジアムという点だけで見ても魅力的なのですが、最大の特徴は併設されている施設にあります。客席の上部からビルが生えているような外観に目を奪われると思いますが、なんとこれは高齢者住宅なのです。ここに住んでいる方々は、週末にお孫さんと一緒に試合を見られるようになっております。
Jリーグが公開している世界のスタジアム紹介の動画でも取り上げられており、多くの機能が紹介されています。
動画引用元:jleaguechannel
おじいちゃん、おばあちゃんと共に小さい頃から一緒に、極上の角度から観戦をすることがサッカー文化を育むことは間違いありません。幼少期にここで試合を見た子がFCバーゼルの一員になる、という話も先のことではないでしょう。