サンマのおいしい季節です。

サンマというとつい無難に塩焼きをリピートしてしまいますが、実はこのサンマ、洋風のアレンジともよく合います。

特に、カレー粉で下味をつけ、パリッと香ばしく焼きつけるこのカレー焼きは、香りもよく、新たなサンマのおいしさに気づける絶品レシピ。

彩りよい野菜の付け合わせとともに、ふだんの食卓のメインのおかずに、また、おもてなしメニューの前菜などにしても。

アツアツの状態にきゅっとレモンを絞り、キリッと冷やした白ワインと一緒にいただきましょう!

■フライパンでサンマのカレー焼き

調理時間20分 606Kcal


レシピ制作:管理栄養士、料理家 杉本亜希子



<材料 2人分>
サンマ 2尾
 カレー粉 大さじ1/2
 小麦粉 大さじ1/2
モヤシ 1/2袋
ピーマン 1個
赤ピーマン 1個
 塩コショウ 少々
 しょうゆ 小さじ1
レモン 1/4個
サラダ油 大さじ1.5

<下準備>
・サンマは尾から頭に向かって、包丁の背でぬめりをこそげ取る。頭と尾を切り落としてワタを取り、きれいに水洗いして水気を拭き取る、長さを半分に切り、切り込みを入れる。


・カレー粉と小麦粉を混ぜ合わせ、サンマ全体にからめる。

・モヤシは水に放ち、パリッとしたらザルに上げ、しっかり水気をきる。

・ピーマン、赤ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を取り、横細切りにする。

・レモンは食べやすい大きさに切る。

<作り方>
1、フライパンに1/3量のサラダ油を強火で熱し、モヤシ、ピーマン、赤ピーマンを軽く炒め合わせて塩コショウ、しょうゆで味を調え、汁気をきって器に盛る。


2、(1)のフライパンに残りのサラダ油を強めの中火で熱し、サンマを並べ入れて焼き色をつける。


3、ひっくり返し、少し火を弱めて中まで火を通す。(1)の器に盛り合わせ、レモンを添える。


サンマは腹がしっかりした太めのものを選びましょう。尾の先が黄色いものは、脂もよくのっています。ワタを出せば、冷凍することもできます。

(フジノアサコ)