秋といえば「サンマ」。サンマ祭りが各地で開かれるほど人気の魚を、今回は丼にアレンジ。鮮度の高い刺身用のサンマを使い、きゅうりとショウガでさっぱりと仕上げた一品は、食欲のない日にもおいしくいただけそうなメニューです。

素材の旨さと旬の味わいを存分に味わえます。

■サンマ丼

調理時間 15分 1人分570kcal



レシピ制作:料理家 Tomozou


<材料  2人分>
サンマ(刺身用) 1匹
ご飯 茶碗2杯分
きゅうり 1/2本
ウズラの卵 2個
<タレ>
 しょうゆ 大さじ2
 みりん 大さじ2
 ショウガ(すりおろし) 小さじ1
すり白ゴマ 適量
 
 

<作り方>

1、<タレ>のみりんを鍋に入れ、ひと煮立ちさせて冷ましておく。

2、サンマは3枚におろし、幅1cmの斜め切りにする。きゅうりは斜め薄切りにしてからせん切りにし、分量外の塩少々を振る。


3、きゅうりがしんなりしたらサッと洗って水気をよく絞り、ご飯に混ぜる。


4、(1)のみりんとしょうゆ、ショウガを合わせてよく混ぜる。


5、丼に(3)のご飯を盛ってサンマをのせ、<タレ>をまわしかける。真ん中にウズラの卵をのせ、すり白ゴマをかける。


サンマとは体が刀状で、秋の代表的な魚であるところから「秋刀魚」と書くそうです。栄養価の高い青魚でEPAやDHAなどの良質な脂肪酸が豊富。カルシウム、ビタミン類もたくさん含まれています。

サンマの栄養素の中には熱に弱いものもあるので、新鮮なサンマが入る時期はぜひお刺身やお寿司など、生でいただくのがおすすめ。

焼き魚で食べるときは、焼きすぎにご注意を。食感も悪くなる上、サンマの大事な栄養成分である、良質な脂肪酸が流れ出てしまいます。
 
 

(ジェイ真葉)