ユヴェントスFWゴンサロ・イグアインが20日、セリエA開幕戦で決勝ゴールを決めた。鳴り物入りで加入し、公式戦デビュー戦で、出場してからわずか3タッチ目でチームに勝利をもたらしている。

9000万ユーロ(約102億円)でユヴェントスがナポリから引き抜いたイグアインは、コパ・アメリカ・センテナリオで決勝まで戦い、合流が遅れたこともあり、調整不足が指摘されていた。ややふっくらしたお腹を、元クロアチア代表のロベルト・プロシネツキ氏から「子豚」と酷評されたほどだ。


だが、それから1週間強でイグアインはコンディションを上げつつある様子。フィオレンティーナとの開幕戦では、スタメンこそ外れたものの、66分にFWマリオ・マンジュキッチとの交代で途中出場を果たす。

すると、先制していたチームが追いつかれ、1-1となって迎えた75分、イグアインはMFサミ・ケディラのシュートのこぼれ球にいち早く反応。素早く押し込み、ユーヴェに勝ち越し点をもたらした。




イグアインが出場から3度目のタッチでゴールを決めたユーヴェは、そのまま逃げ切って2-1と勝利。6連覇に向けて白星発進した。イグアインは「サポーターの愛情がうれしい。それに報いたい。このまま続けよう」と述べている。


ユヴェントスは27日、第2節でラツィオと対戦する。