壮絶な練習の日々、伊藤美誠を厳しく鍛えた母語る「母ではなくマシン」
先月、香港で行われた卓球のリオデジャネイロ五輪アジア予選における女子シングルス準々決勝で、世界的トップ選手の一人・丁寧(中国)を撃破した15歳・伊藤美誠は、リオ五輪出場も決定し一躍メダル候補となった。
そんな美誠は、幼少から母・美乃りさんの厳しい指導を受け、今日に至る。15日放送、日本テレビ「Going! Sports&News」では「壮絶!英才教育 卓球リオ代表内定 伊藤美誠(15)」と題し、親子が歩んできた道のりを美乃りさんが振り返った。
美乃りさんは社会人チームで全国大会に出場したこともある元卓球選手。美誠には0歳からラケットやボールを持たせ、2歳から本格的に始めさせた。
だが、当時5歳の美誠に卓球を教える美乃りさんは、幼い我が子に対しても妥協を許さない。「取れて当たり前。なにやってんの」、「ママ、泣く子はなんだっけ?(伊藤は“嫌い”と答える)泣いてもなんとも思わない」などと厳しい言葉で美誠を叱咤し、自宅リビングに設置された卓球台では1日7時間、夜中の2時まで練習が続くこともあったという。
番組のカメラに「母っていうんではなくてマシン。気持ちを機械にしないと耐えられない」と振り返った美乃りさん。その厳しさについては美誠自身も「めっちゃ怖い。色々物が飛んできたりもする」と苦笑いを浮かべるほど。
さらに「成長して日本代表のユニフォームを着て、ガンガンやってる娘が練習している最中に見えた。それが忘れられない」という美乃りさんだが、娘を厳しく指導する傍ら「夜中にフッと起きるんです。(美誠が)息しているかなとか。心臓の音を聞いて“生きてた、よかった、息してる”。毎日葛藤で。やり過ぎてしまってるんではないかという不安がいつもあるんです」といった本音も。
それでも厳しくする理由を訊かれると「結局試合は一人で戦わなければいけない。誰も助けてはくれない。だからこそ厳しくしましたね」と説明、美誠自身も「小さい頃から積み重ねてきたからビビらない。お母さんより厳しい人はいないから」とキッパリ。事実、丁寧を破った試合でも1ゲーム目を取られながら一切怯むことなく逆転に成功している。
リオ五輪に出場する娘について、「自信を持ってやってほしいし、自信を持ってやるだろうし、もう何にも声かけることはない」と話した美乃りさん。番組スタッフから「メダルをかけてほしい?」と訊かれると「ありますね。ただ反抗期なのでどうかしら」と笑った。
そんな美誠は、幼少から母・美乃りさんの厳しい指導を受け、今日に至る。15日放送、日本テレビ「Going! Sports&News」では「壮絶!英才教育 卓球リオ代表内定 伊藤美誠(15)」と題し、親子が歩んできた道のりを美乃りさんが振り返った。
だが、当時5歳の美誠に卓球を教える美乃りさんは、幼い我が子に対しても妥協を許さない。「取れて当たり前。なにやってんの」、「ママ、泣く子はなんだっけ?(伊藤は“嫌い”と答える)泣いてもなんとも思わない」などと厳しい言葉で美誠を叱咤し、自宅リビングに設置された卓球台では1日7時間、夜中の2時まで練習が続くこともあったという。
番組のカメラに「母っていうんではなくてマシン。気持ちを機械にしないと耐えられない」と振り返った美乃りさん。その厳しさについては美誠自身も「めっちゃ怖い。色々物が飛んできたりもする」と苦笑いを浮かべるほど。
さらに「成長して日本代表のユニフォームを着て、ガンガンやってる娘が練習している最中に見えた。それが忘れられない」という美乃りさんだが、娘を厳しく指導する傍ら「夜中にフッと起きるんです。(美誠が)息しているかなとか。心臓の音を聞いて“生きてた、よかった、息してる”。毎日葛藤で。やり過ぎてしまってるんではないかという不安がいつもあるんです」といった本音も。
それでも厳しくする理由を訊かれると「結局試合は一人で戦わなければいけない。誰も助けてはくれない。だからこそ厳しくしましたね」と説明、美誠自身も「小さい頃から積み重ねてきたからビビらない。お母さんより厳しい人はいないから」とキッパリ。事実、丁寧を破った試合でも1ゲーム目を取られながら一切怯むことなく逆転に成功している。
リオ五輪に出場する娘について、「自信を持ってやってほしいし、自信を持ってやるだろうし、もう何にも声かけることはない」と話した美乃りさん。番組スタッフから「メダルをかけてほしい?」と訊かれると「ありますね。ただ反抗期なのでどうかしら」と笑った。