ユーベ、モラタの買い戻しオプション無効化に30億円を用意

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▽ユベントスがスペイン代表FWアルバロ・モラタの残留に動きを見せているようだ。スペイン『マルカ』が報じた。

▽2014年にレアル・マドリーから移籍金2000万ユーロ(現在のレートで約24億6300万円)でユベントスに加入したモラタは、今夏の去就が注目されている。マドリーはモラタの移籍時に買い戻しオプションの契約を結んでおり、今夏に3000万ユーロ(約36億9500万円)を支払えば同選手を復帰させることができる。

▽スペインメディアによると、マドリーは3000万ユーロを支払ってモラタを買い戻し、5000万ユーロ(約61億5900万円)で他のクラブに売却しようと画策しているようだ。モラタに対してはアーセナルやバイエルンなどのビッグクラブが関心を示しており、マドリーの動向を窺っているとされている。

▽『マルカ』によると、ユベントスはモラタを必要な戦力と考えており、クラブに留めたい考えをもっているようだ。そのため、マドリーに2500万ユーロ(約30億7900万円)を追加で支払い、モラタの買い戻し条項を無効化しようと動いているという。

▽当のモラタは「プレミアリーグやブンデスリーガのクラブと対戦してきたけど、彼らのリーグはストライカーにとって、より戦いやすい場所だ。特に、プレミアリーグのことは気に入っているよ」と、プレミアリーグでのプレーに興味を示している。果たしてモラタは来シーズン、どこでプレーすることになるのだろうか。