智辯学園vs神港学園

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またも打者の逸材!新星・太田英毅の3打点の活躍で智辯学園が準々決勝進出

1番太田英毅(智辯学園)

 岡本 和真(現・読売巨人)、プロ志望の3年生・廣岡 大志と近年、立て続けにプロ注目の強打者を輩出している智辯学園。この2人と同じくプロ注目の内野手になるかもしれない選手がまたも現れた。

 その名は太田 英毅(ひでたけ)。神戸中央シニア出身の1年生である。入学直後、太田は廣岡の打撃、守備を見て、すぐに「廣岡さんのような選手になりたい」と憧れた。廣岡からも直接、打撃面で手ほどきを受けた。「廣岡さんから上半身の動作を学びました」と語るように太田の打撃フォームを見ると、左足をゆったりと上げてからバックスイングを取るときに顎を左肩を乗せて、やや体をねじらせるようにスイングしていく様子は廣岡と少し似ているところがある。1球目からスイングを行い、実に鋭いスイングを見せている。そして2球目だった。「スライダー中心の攻めだったので、インコースに甘く入ったスライダーを捉えました」