ハラワタまで食べたくなる!秋の味覚「さんま」の美容効果

写真拡大

脂の乗った新さんまが美味しい季節がやってきました! 秋の味覚の代表ともいえるさんまですが、実は美肌成分を豊富に含む食品でもあるようです。

まずうれしいのが、各種ビタミンの存在。抵抗力を高め、丈夫でうるおいのある肌をつくるビタミンAは、敏感になりがちな季節の変わり目にとりたい成分のひとつです。皮膚や髪、爪などの細胞の再生を行うビタミンB2は、肌荒れ対策や美肌の維持に欠かせません。くわえて、脂肪の代謝をサポートしてくれるため、ダイエット時にも積極的に補いたいですね。抗酸化作用に優れたビタミンEも豊富なので、エイジングケアにもおすすめです。

次に気になるのが、青魚に豊富に含まれるEPAとDHA。これらの成分は、血液をサラサラにし、リンパ液の流れもよくしてくれるため、血液中の老廃物の排出を促したり、肌に必要な栄養素を運んだりするのに役立ちます。新陳代謝がアップするため、肌のターンオーバーが整いやすくなり、健やかな肌の維持にも期待が持てます。

そして、忘れてはいけないのが、ハラワタに含まれるレチノール。これは、シワ対策によいことで知られており、コラーゲンをつくる線維芽細胞を活性化させ、肌の弾力を保つ作用があるといわれています。さらに、ターンオーバーを促進したり、肌の水分保持力を高めたりして、乾燥で衰えがちな肌をサポートします。

ハラワタはさんまの内臓にあたり、苦味もあることから食べない方も多い部分ですが、新さんまなら苦味も少なく美味しく食べることができます。秋の味覚を堪能しながら、美容成分も一緒にいただきましょう! 《anan NEWS》