結婚記念日を祝うとか、病気の家族を見舞うのは珍しいことではありませんが、とある病院を訪れた紳士の姿が人々に感動を与えています。

タキシード姿の男性は、花束を持って病室までやってきました。

入院している妻と、結婚57周年を祝うためです。

 


杖で体を支えながら、愛する妻の手を取る紳士。

それを強いまなざしで見つめる妻。

たった1枚の写真ですが、長い歳月を共に過ごしてきた夫婦のきずなが伝わってきます。

海外掲示板には、心に響くふたりであると多くのコメントが寄せられていました。

●これは真の愛。彼らの結婚生活がさらに長く続きますように。

(投稿者)彼らを見て自分もロマンチックな気持ちを取り戻そうと思った。この男性は自分のヒーローさ。
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↑「車イスなんてどうでもよい。ワシは歩いていく」

●「ワシは泣いてないさ、お前が泣いてるんだ」

●自分もこんな風に未来の妻(まだ学生なので未婚)に、ロマンチックでクリエイティブでいられたらと思うよ。
結婚の話となると、停滞するとか、感情がなくなるとか、目的と安定のためだけに関係が存在するといった(ネガティブな)ことを多く聞くが、この写真を見るだけで、この男性が本当にロマンチックで憎らしいことを何度もしてきたことがわかる。彼女を笑わせるためだけに自分を道化者にしたこともね。
僕の祖父が病気のときも祖母は何も言わず手をつないで黙って見つめ合っていた。
2人を称賛するよ。あと何年も笑い合える日が来ますように。

●私たちは結婚して47年。あと10年でこうなる。でも夫はジーンズとデニムシャツ姿で、結婚した日と同じくハンサムに見えると思う。

●妻とデートをするのを止めてはいけない。

●自分は25年の結婚にちょうど終止符を打ったばかり。
なのでこの写真は自分に強く訴えるものがあったよ。10年くらい前に終えてるべきものを自分がずっとなんとか引っ張っていたから。
この人たちと同じチャンスは僕にはないけど、長期に渡り愛情が続くカップルの姿はいいものだと思う。

●その紳士は自分が知っているどの若者よりも、1000倍くらい洗練されているよ。

●こういうかわいらしい老夫婦を見るたびに、自分の祖父母の会話を思い出す。
祖父が70代で結婚60年の頃、不健康な食生活のせいで(アイスクリーム、ケーキ、ベーコンが大好物)ちょっと調子が悪かった。祖父は麻酔医で、祖母は看護婦だったので自宅療養が許されていた彼らを訪ねた。
ちょうど祖母が祖父にスープを持ってきたとき、突然先は長くないと思ったのか、祖父が心の内を語り始めた。
祖父:パム、いつもそばにいてくれて、5人の子ども、8人の孫に恵まれて感謝しておるよ。ワシは扱いやすい人間じゃなかったと思うし、つらい思いもさせたが、ひとつお願いをしてもいいかな。
祖母:もちろんよ、何かしら。
祖父:もしワシが死んだら、お前には楽しく生きて欲しいが、お前の死ぬ日が来たらもういちど天国でワシと一緒になってくれるかい。
祖母:おお、それはとてもスイートだわね。でもあなたも私も、あなたが地獄に行くことはわかっているわ。
そのあと2人は大笑いしていたけど、それが彼らのユーモアだってことは、その時はよくわかってなかった。今思い出すとほほえましい気持ちになる。


どこからどう見てもスイートな夫婦の姿に、グッとくる人ばかりでした。

おそらく毎年、彼らはこんな風にしてきて結婚祝いをしてきたのでしょうね。

This gentleman showed up with flowers and in a tux to visit his wife in the hospital for their 57th anniversary.

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