ナイナイ矢部の兄が“生みの親料”要求「もともとルーツは僕なんですよ」。

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お笑いコンビ・ナインティナイン矢部浩之(43歳)の兄で、元お笑い芸人・現モデル事務所経営者の矢部美幸さん(46歳)が、6月22日に放送されたバラエティ番組「タカアンドトシの道路バラエティ!?バスドラ」(テレビ朝日系)に出演。売れっ子芸能人の弟に対し、“生みの親料”を要求した。

もともと、弟の浩之に先駆けてお笑いの道へ進んだ美幸さん。「僕が高校卒業後、吉本のNSCに行って芸人を目指した。それを見た弟が『お兄ちゃん、オレも漫才やるわ!』と、高校卒業後に「岡村さん誘って漫才やるわ!』とやったのが、ナインティナインになるわけです」と経緯を説明し、「僕がルーツですよね」と、“ナイナイ矢部”誕生の功績は自分にあるとアピール、「(自身がいなければ今のナイナイは)まあないでしょうね」と言い切った。

弟がNSCを経て、ナインティナインとして大成していく中で、「結局、彼が売れていくことによって、僕が芸人を辞めると。そのあと僕はひきこもりになるんですよ。ショックすぎて。負けたというか、なんというか…(外に)出るのが嫌で、人と接するのが」と、辛い日々を過ごしたと振り返る美幸さん。

次第に人が言うことを素直に受け取ることができなくなり、「普通にしゃべってて『弟さんより、お兄さんのほうが面白いですよね』って言われたら、『はぁ?』ってなる。弟よりおもろかったら売れてるやん!」と、そんな他愛のない会話も皮肉に聞こえてしまうそうだ。

そして「20代はボロボロですよ。青春を返せ!って思います」と率直な想いを吐露した。

また、芸能界のトップクラスまで登り詰めた弟の浩之はセレブな生活をしているが、この点についても「弟が六本木に住んでるんですよ。やれロレックス、ベンツ、おまけに、嫁が女子のアナウンサー、『はぁ!?』ですよ」と、弟ばかりが欲しいものを手に入れたことが不満に様子。

そのため「もともとね、ルーツは僕なんですよ」と念押しし、「“生みの親料”というのをね、2%くらいでいいんで、毎月」もらえないかと希望を語っていた。