by Japanexperterna.se

Appleが開発中のiPhone・iPad向けの新しいOS「iOS 9」は、画面縮小モードやマルチユーザーといった新しい機能に加えて、フォントがApple Watchと同じ種類に変更される可能性が報じられるなど、リリースに向けてさまざまな情報が飛び交っています。そんな中、新たに複数の追加機能が9to5MacやWall Street Journalによりリークされました。

iOS 9 supports ‘iPhone 6S’ Force Touch, may enhance iMessage, Keyboard & Apple Pay | 9to5Mac

http://9to5mac.com/2015/05/26/ios-9-supports-iphone-6s-force-touch-may-enhance-imessage-keyboard-apple-pay/



Apple Plans Force of Touch Technology for New iPhones - WSJ

http://www.wsj.com/articles/apple-plans-force-of-touch-technology-for-new-iphones-1426035015

◆Force Touch

Apple Wacthのスクリーンや新しいMacBookのトラックパッドに搭載されている感圧式センサーが「Force Touch」です。AppleはiOS 9をForce Touch向けに最適化しており、アプリ開発者向けにApp StoreでForce Touchを使ったアプリを配信できるように調整している模様。iPhone 6s(仮称)は、iPhone 6と同じ外観で、スクリーンにForce Touchが採用されるのではないかと見られています。また、iPadシリーズにも感圧式スクリーンを搭載した新しいモデルが登場する見込みです。

Force Touchの機能として以下のようなものが挙げられています。

・アプリのコントロールボタンをなくしてForce Touchを使用

・画面を長押しする動作の代わり

・地図アプリに新規ピンをドロップ

・音楽アプリで感圧式のスクロールバーとして使用

・カレンダーアプリで新しい予定を追加

・辞書機能の呼び出し

◆キーボード

Appleはキーボードのデザインを複数のプロトタイプから選考している最中のようで、既存のキーボードよりもボタンが長細く設計されたものや、文字編集ボタンが増えたデザインなど、システム間のアクセシビリティを高めた設計を行っているとのこと。多くのユーザーから不満の声が上がっているiOS 8のShiftキーは、ShiftとCaps Lockをより簡単に切り替えられるように再設計中だそうです。



◆Apple Pay

アメリカ国内のみ対応していたApple Payは初の海外進出を果たし、カナダで使えるようになるとのこと。また、Passbookアプリでもカナダの銀行やクレジットカード会社、信用組合などが利用できるようになると報じられています。中国ではApple Payが発表されたものの、Appleと銀行との間で交渉が難航しサービス開始が遅れていることを受けて、Appleはサービス発表の前にカナダの銀行と交渉を成立させ、その後にApple Pay対応を正式に発表すると見られています。世界中の他の国でもApple Payが使えるようになるのかについては、WWDC2015で発表されるかもしれません。



◆iMessage

iMessageアプリでは「グループチャットのスレッドの開封確認機能」や「1対1のチャットの開封確認機能」などのバックエンド部分の構成にマイナーアップデートが行われる見込み。このアップデートが適用されると、メッセージの開封確認機能を使う相手を選択できるようになるとのこと。例えば家族や友達とのやりとりには開封確認機能を使ってお互いのメッセージを読んでいるかどうか確認して、職場の仲間とのやりとりでは開封したかどうかを分からないようにしておく、などの使い方が提案されています。

また、AppleはiOS 9でGame Centerアプリをなくすことや、ヘルスケアアプリにデータ要素を追加することなどを検討中とのこと。iOS 9は6月8日から開催の「WWDC2015」で発表される模様です。

WWDC - Apple Developer

https://developer.apple.com/wwdc/