14日、スポーツニッポンなどが報じたところによると、楽天イーグルスが大久保博元監督の初のオリジナルグッズを発売することを決めたとのこと。その商品はズバリ「まんじゅう」。大久保監督の似顔絵をプリントしたものになるそうで、球団から公式な発表はないものの「一致団結まんじゅう」と商品名まで決まっているのだとか。

さて、このまんじゅう、ひょっとしたら恐るべき毒まんじゅうとなるかもしれません。「楽天イーグルスのまんじゅう」には縁起の悪い先例があるのです。2009年の野村監督時代のこと。オープン戦で貧打にあえいだ楽天打線について、野村監督はスコアボードに並ぶ「0」をまんじゅうに見立て「楽天まんじゅう」と称していたのです。

「まんじゅう屋がオープンできる」
http://www.zakzak.co.jp/spo/200903/s2009030213_all.html

「いよいよ駅前店がオープンだな。楽天まんじゅうは在庫が多いから困るわ」
http://www5.nikkansports.com/baseball/nomura/entry/20090301_75705.html


「楽天まんじゅう、味が濃くなっておいしくなってきた」
http://www5.nikkansports.com/baseball/nomura/entry/20090302_75720.html

「まんじゅうが生産過多になってきた」
http://www5.nikkansports.com/baseball/nomura/entry/20090529_79339.html

数々の野村まんじゅう語録。ついには地元の「杜の菓匠玉沢総本店」から、ぼやきにちなんで箱にスコアボードを描いた「黒糖まんじゅう」まで登場したほど。“デーブまんじゅう”の登場で、再び楽天イーグルスのスコアボードにゼロが並ぶことになるのか、他球団ファンを中心に熱い視線を集めることになりそうです。

なお、楽天まんじゅうはシーズン途中で食べ尽くされたらしく、2009年シーズンにおいて楽天は初のクライマックスシリーズ進出を決めるなど、最終的には飛躍を果たしました。“デーブまんじゅう”はくれぐれも在庫を切らさないように、ドンドン生産していただきたいものです。

（文＝フモフモ編集長　http://blog.livedoor.jp/vitaminw/）