8日から始まる横濱カレーミュージアムの新企画について話すプロデューサーの井上岳久氏。(撮影:久保田真理)

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2007年1月で6周年を迎える、横濱カレーミュージアム(横浜市中区)。これを記念して、東京・神田の人気店「トプカ」と栃木の老舗ホテル「日光金谷ホテル」のカレーが8日から同ミュージアムに登場する。

 同ミュージアムは、北海道や沖縄を含む全国12の専門店が集まったカレーのテーマパーク。1960、70年代に販売されていたカレーのパッケージなどを展示し、カレーの文化と歴史を知ることができる。

 トプカは、印度と欧風カリーの2種を用意。印度カレーは、シナモン、カルダモンなどのスパイスが効いて香りが高く、刺激的な辛さが特徴。欧風カレーは、玉ねぎをあめ色になるまで炒め、40種類以上のスパイスと鶏スープを12時間以上煮込んで作っている。また、日光金谷ホテルは、「百年ライスカレー」を提供。昔の欧風カレーのレシピにリンゴなどを加え、現代風にアレンジしている。

 今回の記念企画について、同ミュージアムのプロデューサー井上岳久氏は、「ホテルのカレーは敷居が高くなかなか出店してもらえないが、説得して出してもらえるようになった」と金谷ホテル説得の苦労を話した。またトプカは、オープン当初から03年の全店リニューアルまで出店していたが、人気が高く再び出店することになったという。井上氏も、“カレー通に受ける、何度食べても飽きない味”とお墨付きだ。

 また同ミュージアムでは、「インスタントラーメン博覧会」も開催。100種類以上のラーメンを売店で購入できるほか、平日の午後3時以降ならその場で調理してもらい食することができる(500円)。【了】

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