KDDIが27日発表した「3Dナビゲーション」に対応した東芝製au端末「W43T」。(撮影:吉川忠行)

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KDDI<9433>は27日、東京都渋谷区の同社デザインスタジオで、「3Dナビゲーション」に対応した東芝製au端末「W43T」を発表した。発売は4月下旬から。

 「3Dナビ」は、「EZナビウォーク」で音声案内を開始したときや、交差点で右左折の案内を行うとき、目的地に到着したときに、ビルの外観など周辺の風景を立体表示する機能。2次元の地図だけでは分かりにくい複雑な交差点なども、3次元のリアルな地図が表示される。3次元の地図は、ゼンリンとジオ技術研究所のデータを使用。提供エリアは、東京23区内と政令都市の一部で、主要交差点から半径50メートル程度の道沿いを予定している。地図の更新は、毎年1回の予定。

 KDDIの竹之内コンテンツ推進部長は「助手席ナビを登場させたように、お客様のシチュエーションや目的に合わせて、新しいサービスを出していきたい。常にお客様のニーズにこたえていきたい。また、地図やナビゲーションからお客様同士のコミュニティーが出てくると思うが、そちらのほうもサポートしたい。目指すところは、お客様の欲しいものを提供するコンシェルジェである」と、今後のサービスの将来像を述べて発表を終えた。また、同氏は、これからはGPS対応携帯電話が“当たり前の時代”になることして、「KDDIは、より使いやすいサービスを提供し、携帯電話におけるGPSを発展させていきたい」と語った。

 オープン価格で、ボディカラーはエアリーホワイトとルシッドブルー、グロッシーブラックの3色。【了】

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