日本のマスメディアに対する国民感情は、近年悪くなる一方のように思う。少なくとも、一般市民のなかにはメディアウォッチャー的な人たちが存在し、捏造、歪曲などの恣意的放送・報道があれば、それがすぐにネット上に拡散されるという仕組みが確立されつつある。その仕組みが具体的な運動に変わった特徴的な事象が、2009年のNHKによる「JAPANデビュー 〜 アジアの“一等国”」の歪曲編集に対する抗議活動である。そしてその行動は