一川保夫防衛相と山岡賢治国家公安委員長兼消費者担当相が更迭される見通しが強まっている。昨年12月の臨時国会終盤、参議院は両者に対する問責決議案を可決した。これに対して野田佳彦首相は二人の閣僚を留任させるとともに、国会審議を延長せずに臨時国会を閉幕した。年明けの通常国会で審議が滞ることは想定の範囲内であった。私は12月6日付メールマガジン第68号タイトルを「シロアリ王国宰相に堕した野田佳彦氏戦慄の陰