野田首相の党役員人事は、ある程度バランスがとれていたが、内閣の布陣には少し失望した。国難に対処するには、軽量級過ぎる。党内の派閥均衡を考えるのはよいが、小沢裁判を控えての国会公安委員長ポストは、小沢グループでよいのか。また、同じ小沢グループが防衛相だが、これで普天間対応ができるのか。法務大臣ポストも、これほど左寄りの人でよいのか。財務相、外相は、日本のこれからの命運を握る。これまた、役所のい