山梨県の郷土料理「ほうとう」とは、小麦粉で作る幅広の麺をカボチャなどの野菜と一緒にみそ味のスープで煮込んだ料理のこと。専門店もあり一年中食べられるが、地元では冬に食べる家庭料理のイメージが強い。そんなほうとうを夏でも食べられるようにと、「ざるほうとう」として登場したのが「おざら」。茹でた麺を冷水にさらし、温かいつゆで食べるスタイルで、こちらも山梨ではポピュラーだ。しかし今回紹介するのは、おざらはお