Toshl洗脳騒動、松本人志にも「あった」坂上忍は「俳優にはない」
過去に霊能者らしき人物が寄ってきたことを告白した松本人志
ダウンタウンの松本人志(51)と俳優の坂上忍(47)らが5日に放送されたフジテレビ系『ワイドナショー』(日曜午前10時)でX JAPANのToshl(48)の洗脳騒動に触れ、芸能人の「洗脳」について意見を述べた。
Toshlは、自著『洗脳〜地獄の12年からの生還〜』やテレビ番組を通じて過去にあった12年間にもおよぶ洗脳の内幕を明かしている。家族の強欲や歌手としてのプレッシャーなどに悩み、セミナー団体の活動に参加、徐々に洗脳されるようになり主催者側に払った額は15億円以上だったことも告白している。
番組では、Toshlの洗脳生活に触れて、2008年のX JAPANの再結成をきっかけに抜け出し、現在は念願だった米国マディソン・スクエア・ガーデン公演に向けて精力的に活動を行っていると紹介した。
この日ゲスト出演した坂上忍は、自身は占いなどに全く興味はないと語ったうえで「(表舞台に)出る側の人間はメンタルバランスを取るのは人によっては大変だと思う。だから一つでも信じられるものがあるなら、その方が楽だなと思う時もある」と、芸能人などにおける精神安定維持の難しさを明かした。
さらに、「洗脳は歌手やバラエティの方のイメージ」と前置きして「仕事のスパンが違う、のめり込む期間があるので落ち込むときはどっぷり落ち込む」など俳優業における仕事の特性を説明してから「洗脳はあまり役者さんがかかるイメージは僕にはない」と語った。
一方の松本人志は、過去に霊能者らしき人物が寄ってきたことを告白。ひょんなことから目を覚ますことが出来たものの「もちろんお金とか一切払ってはいなかったけど、あのまま行っていたら分からなかったかも知れないよね」と振り返った。
また、松本はゲストの質問に答えるように「(私には)目指す人がいないから、迷った時にどこを目指していったらいいか分からないというのはある」、「スタジオで受けてる(笑っている)と面白いと(錯覚する)。スタッフに洗脳されてるんですよ」、「(自身の)お笑いが時代遅れになることもあるだろうし、なっているかもしれない。金銭的な不安は何年も前から消えているから」と語った。
人を疑ってかかるところがあるから洗脳されることはないと松本に断言されたMCの東野幸治(47)は「松本さんはピュアなところがあるから」とし、「まわりにそういう人がいたらどうしたら良いか。怖いところがあります」と洗脳から抜け出す難しさをゲストと共有した。